Culture / Editor's Post

参加型ミュージカルで「グレートギャツビー」の世界へ!

年末年始のホリデイで、ロンドンへ行ってきました。初日は、「グレートギャツビー」のミュージカルへ。最近何かと話題の参加型で、観客もただ座って観ているだけでなく一緒に踊ったりセリフを言ったり。気がつけば「グレートギャツビー」の世界へすっかり引き込まれた新しい体験でした!

「グレートギャツビー」と言えば、すでに映画でおなじみ。数年前にレオナルド・ディカプリオ主演でリメイク版映画が作られたのも、話題になりました。

今回、ロンドンで行った「グレートギャツビー」は、今話題の参加型ミュージカル。観客が座って観るのでなく役者が演じているいろんなシーンを自分が移動することで話の流れを追ったり、役者さんと一緒に演じる側としても参加もできる、新しいタイプのミュージカルとして人気を集めています。

観客が仮面を被って参加する「スリープノーモア」がすでにニューヨークで話題沸騰中で、欧米ではこの形式のミュージカルがちらほらと出てきてるようです。私が行った「グレートギャツビー」は仮面は被らないものの、ドレスコードがあり、イギリス人はみんなあの1920年代当時のファッション(↓こんな感じ)をして来場していました!

最初のシーンはバーでみんなが噂の“ギャツビー氏”について話している、という場面だったのですが、参加型ミュージカルに参加するのが初めてだったので、なにも勝手がわからず、様子を見ることに。

そんな中、「ね〜ね〜あなたはどこから来たの!?え、カナダ?良いとこよね〜」とやたらと大きな声で話している女性客に気づきました。

しばらくして気づきましたが、実は彼女は観客ではなくなんと役者さん!もはやみんなギャツビーファッションなので、誰が観客で誰が役者なのかわからない状態でした…!

シーンが進むごとに、次の部屋に誘導され、セリフを言ってもらいたい人には、役者さんがこっそりあらかじめその人に耳打ちしてくれます。ですが、結構突然やってくるので、かなり空気を読む力やアドリブ力が必要です…。

ショー中盤のパーティーシーンは、あの当時の映画でよく見るスウィングダンスを踊りました (笑)。

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残念ながら、劇場の中は写真撮影が一切NGで撮影することができなかったので、オフィシャルのビデオで雰囲気をご堪能ください。

初めて体験した参加型ミュージカルは全く新しい世界観で、普通のミュージカルよりもどっぷりとストーリーに浸れました。浸りすぎて感情移入しすぎてしまうので、悲しいエンディングの「グレートギャツビー」は、見終わったあとちょっと疲れてしまったのですが(汗)。

これからロンドンに行かれる方で興味がある方は、ぜひ体験しに行ってみてください!

GATSBY’S DRUGSTORE
住所/84 Long Lane, London, SE1 4AU
最寄駅/London Bridge
URL/immersivegatsby.com/

まだ日本では馴染みの薄い勧誘型ミュージカルですが、2018年夏にエルメスが六本木の国立新美術館で開催した参加型展覧会「彼女と。」は毎日毎セッション満員で、なかなか予約が取れない人気ぶりだったようなので、今後日本でも徐々に浸透していくのかも…!?

ちなみに「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2019年3月号では、コンテンポラリーダンスについての特集を掲載していますので、そちらもぜひチェックしてみてください!

Profile

大岩翠Midori Oiwa ジュニア・ファッション・エディター。大学在学中にミラノへ一年留学し、絶妙なバランスの色使いをするミラネーゼファッションの虜に。大学卒業後、ライフスタイル誌勤務を経て2014年に渡英。ロンドンでファッションを学び、『LOVE MAGAZINE』でアシスタント経験を積む。帰国後に『Numero TOKYO』に参加。三十路を前に、一刻も早くステップアップするべく、日々奮闘中。

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