Trip / Editor's Post

五感に響く特別な体験をパーク ハイアット 京都で!〈前編〉

2019年秋にオープンした「パーク ハイアット 京都」。日本では東京に継いで2軒目となるハイアット最高級ブランド「パーク ハイアット」が世界的な観光地・京都に満を持してできたとあって、気になっている方も多いのではないでしょうか。心からくつろげる別邸のようにと、ラグジュアリーゲストハウスと自ら名付け、特別な時間を提供することを第一に考えたホテル時間をレポートします。

高台寺に隣接し、世界遺産・清水寺へ至る二寧坂に面した絶好のロケーション。京都の料亭文化を継承する「山荘 京大和」の敷地内に共存・共鳴。

まずゲストを迎えるのは、エントランスから館内までのアプローチ横にある枯山水の中庭。手がけたのは日本を代表する造園家・作庭家の北山安夫氏。ハイアットグループ会長のトーマス・プリツカーが所有する銘石をコロラド州アスペンにあるプリツカー会長の別邸から運んだという。北山氏曰く、庭に風格が出るまでに少なくともあと5年。見守りたくなります。すっと浄化されるような気持ちに。

Park-Hyatt-Kyoto-TheLivingRoom-Reception1
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ホテルロビーに一歩入ると静かでプライベートな空気に一変。ラグジュアリーでありながら落ち着いた雰囲気。

5階の宿泊者専用ラウンジからは料亭「山荘 京大和」の庭園が眺められます。その奥の客室棟に入るとライブラリーが。建築、トラベルなどのカテゴリーごとに写真集などをセレクト。思い思いに時間を過ごせそう。

客室は9室のスイートを含む全70室。京都の職人技や素材を取り入れたインテリアやオリジナルアートが心地いい。こちらはデラックスビューキング(68m²)。目の前には八坂の塔や京都の街並みが広がります。ベッドはシモンズ特注だけあって寝心地も抜群。ワーキングエリアのテーブルの高さとサイズがルームサービスをいただくにも、仕事をするにもちょうどよく、デイベッドもお部屋の中で過ごす場所として最適。全てにおいて過剰すぎず足りないところ、気になるところがないという快適さ。

食通も満足する4つのダイニング

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最高の場所で特別な時間を嗜めるバー「琥珀」。「京都だわ、私大人だわ〜(年齢的にはだいぶ大人なんですが)」と思わずつぶやいてしまう景色とムード。八坂の塔と京都タワーを同時に眺めることができるパノラミックビューが広がります。おすすめはオリジナルカクテルメニュー。京都蒸留所「季の美」とコラボレーションしたオリジナルのクラフトジン「季の美 青龍」を使用した「琥珀ジントニック」や、 京都で230 年余りの歴史を誇る松本酒造とのコラボレーションによる「守破離 ID 591」を使用した「守破離 カクテル」など。
これまで宿泊者と「八坂」利用者限定で利用可能でしたが、予約制による一般利用が可能に。また12月18日(金)〜2021年1月4日(月)期間限定で14時からオープン。

抹茶をたてて作られた日本酒カクテルの守破離カクテル ¥2,200 。パーク ハイアット 京都オリジナル、松本酒造の「守破離 ID 591」を抹茶とグレープフルーツとともに仕上げ、フルーティで爽やかな味わい。

シグネチャーレストラン「八坂」では、フランスのミシュラン星付きレストランで豊富な経験を積んだ久岡寛平料理長による至福の鉄板フレンチガストロノミーがいただけます。最高級の旬の素材に和とフレンチの要素を絶妙に取り入れ、鉄板焼きのボーダーを超えたメニューの数々。オープンキッチンスタイルで、目の前には京都市街の雄大な景色が広がります。京都で大切な人とお食事することがあったら、喜ばれること間違いなしです。

ディナータイムでは、 3種の「シェフのおまかせコース」(¥22,000、¥26,000、¥30,000)を提供。各コースは前菜からデザートまで5〜7皿構成。12月18日 (金) より2021年1月4日(月)までの期間限定で、ランチタイムの営業も。すべて事前予約制。


素敵なオールデイダイニングとしてご紹介したいのが「KYOTO BISTRO」。「京都フィッシュ&チップス」(¥2,000)や「熟成日吉ポークのグリル」(¥2,400)など、地元食材や季節を楽しめるメニューが並びます。料理・雰囲気・サービスが高級ホテルのそれにも関わらず、値段がお手頃といいことずくめ。気軽に訪れて欲しいという思いから、サービス料もなしだそう。レストラン自体は二寧坂に面しているので、一見ホテルの一部とは知らずに訪れる人も多いとか。近所にあったら間違いなく通い詰めます。

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宿泊客の朝食もこちらで。和食からフレンチトーストまでホテル朝食好きさんも喜ぶメニューがいろいろ。

人気の%アラビカのコーヒー豆や、種類豊富なシュークリームなどホームメイドのスイーツ販売も。

ロビーに隣接するラウンジスペース「ザ リビングルーム」。暖炉があり、カウンターには焼き菓子やアルコールが並び、ゆったりした時間が流れています。ランチタイムには彩り豊かなお重仕立ての『ランチボックス』(¥5,000)が楽しめます。特に人気が高いのは『アフタヌーンティー』(¥5,000)。セイヴォリーとスイーツにジャパニーズティーをぺアリングして一皿づつ提供する 5 品のコース仕立て。どちらも一般ゲストも事前予約で利用可能。

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パーク ハイアット 京都の特別感を高めているのは400年以上の歴史を受け継ぐ料亭「山荘 京大和」との共存。歴史的建造物の改修に伴い、もともとあった建築物や日本庭園をそのまま保存・復元し、その敷地内にパーク ハイアット 京都が静かに寄り添うかたちに。江戸時代から継承されてきた茶室「送陽亭」や美しい日本庭園はホテルゲストの目も楽しませてくれます。

京大和の女将さん阪口順子さんに話を聞きました。「パーク ハイアット 京都とはお客様をおもてなしするという根本的な思いは同じだと思います。それぞれの得意分野や持ち味を生かしながら協調して進めております。ホテルのお客様で初めて京大和を知っていらしていただくようになることもありますし、うちのお客様で遠方からいらっしゃる方がホテルにお泊まりになることも。ホテルも私たちも京都の街や文化に微力ながら何かしらお役に立てることがあればといつも考えています。ホテル内でご覧になっていただきたいのは4階のエレベーターホールにある欄間です。取り壊した大広間にあった欄間を生かして欲しいとお願いしたところ、イタリアの照明デザイナーさんとのコラボでアート作品として息づいています」。
四季折々の素材での日本料理や器を愉しめる「京大和」でのひとときは、思い出深いものになるはず。また宿泊ゲストの要望があればお庭の見学アレンジも。

続けて開業1周年を記念した京都の伝統と文化を体感する特別なパッケージプランをご紹介します!

PARK HYATT KYOTO
住所/京都府京都市東山区高台寺桝屋町360
TEL/075-531-1234
www.parkhyattkyoto.jp

Profile

水戸美千恵Michie Mito マーケティング・ディレクター/エディトリアル・ディレクター。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。ファッションページ制作や取材のほか連載「烏賀陽弘道のワールドウオッチ」「YOUのテキトーく」を担当。趣味は歴史や文化をテーマにしたプラベートトリップで、西ゴート族追っかけ旅、スターウォーズロケ地旅などを経験。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。

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