GWに必見!ダンスカンパニー「ローザス」の来日公演 | Numero TOKYO
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GWに必見!ダンスカンパニー「ローザス」の来日公演

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世界のコンテポラリー・ダスシーンをリードし続けるダンスカンパニー「ローザス」が、ゴールデンウィークに東京芸術劇場にて新旧 2作品の連続上演 !

ゴールデンウィークはどこ行っても混んでるから、遠出はしない近場お出かけ派へおすすめしたいダンス公演をご紹介します。コンテンポラリーダンスを語る上で絶対に外してはならない、シーンを牽引する重要カンパニー、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル率いる「ローザス」。個人的に好きというのもありますが、今回は、ローザスの原点であり、コンテンポラリーダンスの金字塔『ファーズ(Fase)』の再演と、日本初演となる7人のダンサーとミュージシャンが奏でるポリフォニー、新作『時の渦(Vortex Temporum)』の連続上演という豪華二本立て! 『ファーズ』参考動画イメージ。「Fase」 A film by Thierry De Mey (58 min.) 2002 Choreography: Anne Teresa De Keersmaeker 1982年に発表された『ファーズ』は、ミニマル・ミュージックの巨匠スティーヴ・ライヒの「ピアノ・フェイズ」「カム・アウト」など4作品によって構成され、音楽の構造と身体の動きの関係性から作品を作りあげるローザス・スタイルのルーツともいえる作品。しかも、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル自身が踊る上に、15年ぶりの日本上演という貴重な機会なのです。 そして、2013年に発表された新作『時の渦』は日本初お目見え。現代音楽アンサンブル、イクトゥスによるジェラール・グリゼーの92年の楽曲『時の渦(Vortex Temporum/ヴォルテックス・テンポラム)』の生演奏とともに踊られるという。ローザスのダンスに音楽は切ってもきれない存在ですが、どんな演出で共演するのか楽しみ。 ローザス『ファーズ(FASE)』 日時/2017年5月2日(火)19:30、3日(水・祝)15:00 会場/東京芸術劇場プレイハウス 出演/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ターレ・ドゥルヴェン ローザス&イクトゥス『時の渦(Vortex Temporum)』 日時/2017年5月5日(金・祝)17:00、6日(土)・7日(日)15:00 会場/東京芸術劇場プレイハウス 出演:ローザス・ダンサーズ   チケット料金/S席 ¥5,500(全席指定)ほか *「ファーズ」前売り完売。当日券あり。開演1時間前より販売予定。 *「時の渦」残席僅少。当日券あり。開演1時間前より販売予定。 問い合わせ/東京芸術劇場ボックスオフィス(10:00~19:00休館日を除く) TEL/0570-010-296 (10:00~19:00休館日を除く) URL/http://www.geigeki.jp/t/ <愛知公演> 『ファーズ(FASE)』 日時/5月10日(水) 19:00 会場/名古屋市芸術創造センター 『時の渦(Vortex Temporum)』 日時/5月13日(土) 15:00 会場/愛知県芸術劇場 大ホール 問い合わせ/愛知県芸術劇場 TEL/052-971-5609(10時~18時) URL/http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/syusai/index.html

Profile

佐々木真純Masumi Sasaki フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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