Culture / Editor's Post

新世代ヒロイン「BiSH」撮影の裏側

先日Numero.jpでは「楽器を持たないパンクバンド」BiSHにインタビューしてきました。本記事では、その撮影の裏側をちらっと公開。

まずはこちら。撮影中のアユニ・Dさんをパシャリ。取材中ははにかみながらポツリ、ポツリと話していましたが、撮影になった途端、一気に目力がパワーアップ! 

ぽてっと座るモモコグミカンパニーさんがかわいすぎて思わず…! 

ほかにも、取材中にアイナ・ジ・エンドさんに見つめられた瞬間は同世代の同性ながらどきっととしてしまいました。撮影の合間に「取材してくれてありがとうございます」と伝えてにきてくださったしっかり者のセントチヒロ・チッチさん、回答に詰まったとき積極的に「みんなどう?」と話を回してくださったハシヤスメ・アツコさん、「ファッションを頑張りたいです」とお話してくださったリンリンさん、それぞれが一人の女性として、等身大で魅力的でした。

お次はこちら。私が「あいうえお」と試し書きした紙。放置していたらいつの間にかかわいい落書きが! 左上から時計回りにアユニ・D、セントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンド、リンリン、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ(敬称略)でしょうか。に、似てる〜! これを描いたのは誰?!

最後に。
ちょっと大げさですが、今回のインタビューを通して私は、BiSHはヒーローなのかもしれない、と思いました。

最新アルバムの表題曲『LETTERS』でこんな一節があります。

すべて届けるよ胸の中
ダサい姿も全部晒そう
あなたいるこの世界守りたいと叫ぶ

もがきながらも、等身大に強く生きる彼女たちを表しています。インタビューでも、それぞれに傷つきやすかったり迷うことはあっても、受け入れながら自分らしくあることの大切さを教えてくれました。

また、メンバーのアユニ・D が作詞した「スーパーヒーローミュージック」という曲ではこんな歌詞があります。

僕を救ってくれたスーパーヒーローは
永遠に鳴り止まない音楽たち

今までのアイドルは、「こうなりたい」とファンが憧れる存在でした。でも、BiSHは「あなたはあなたらしくいていいんだよ」とそっと寄り添ってくれる存在です。

ときどき、自分の居場所を見失ってしまったり、周りを見て「こうあらねばならない」と自分で自分を型にはめてしまったりすることがあります。そんなとき、BiSHの存在はまさにスーパーヒーローみたいだな、と思いました。

まだBiSHを知らない、聞いたことがない、という方はまずはこの最新アルバム『LETTERS』から聞いてみてください。

私たちの新世代ヒロイン、BiSHの活躍に今後も注目です。

 


 

Profile

金原毬子Mariko Kimbara アシスタント・エディター。大学時代『ELLE girl』のインターンや、大学の授業での雑誌制作を経験し、エディターを志す。タワーレコード渋谷店でバイトに明け暮れた3年間はカルチャー好きを加速。卒業後は扶桑社に入社し、営業職で書店から書籍・雑誌販売の愛と厳しさを学ぶ。憧れの『Numéro TOKYO』編集部に異動し、一日も早く一人前のエディターになるべく目下勉強中。好きなバンドはハイム。

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