エディター発 モードな事件簿「必見のマーク・マンダース作品が再び公開」 | Numero TOKYO
Art / Editor’s Post

エディター発 モードな事件簿「必見のマーク・マンダース作品が再び公開」

小誌エディターの気になる最新トレンドや撮影の裏話まで、鋭い視線を盛り込んだトピックスをお届け!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年10月号掲載)

必見のマーク・マンダース作品が再び公開@東京都現代美術館

マーク・マンダース『乾いた土の頭部』2015-16 作家蔵(特別展示) Courtesy of Zeno X Gallery, Antwerp Photo: Imai Tomoki
マーク・マンダース『乾いた土の頭部』2015-16 作家蔵(特別展示) Courtesy of Zeno X Gallery, Antwerp Photo: Imai Tomoki
彫像や家具が点在する、謎めいた空間ーーこの春「素晴らしい!」と話題を呼んだマーク・マンダース展。コロナ禍での会期短縮に涙を飲んだ人も多かったはず。そこへ東京都現代美術館から朗報が。作品返却までの間、作家や所蔵者らの協力で特別展示が実現。作品の一部をまったく異なる形で構成するという。「MOTコレクション Journals 日々、記す/特別展示:マーク・マンダース 保管と展示」と題し、1階はChim↑Pomや大岩オスカールらの収蔵作品展、3階全体がこのインスタレーションに。意味深な物語空間をさまよう珠玉の体験、再び必見です! 10月17日(日)まで開催中。詳細は東京都現代美術館公式サイトへ。 mot-art-museum.jp

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Profile

深沢慶太Keita Fukasawa コントリビューティング・エディターほか、フリー編集者、ライターとしても活躍。『STUDIO VOICE』編集部を経てフリーに。『Numero TOKYO』創刊より編集に参加。雑誌や書籍、Webマガジンなどの編集執筆、企業企画のコピーライティングやブランディングにも携わる。編集を手がけた書籍に、田名網敬一、篠原有司男ほかアーティストの作品集やインタビュー集『記憶に残るブック&マガジン』(BNN)などがある。『Numéro TOKYO』では、アート/デザイン/カルチャー分野の記事を担当。

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