T「季節に合ったお買い物というのは、正しいあり方だと思いますよ」
J「ヌメロのようなファッション誌に踊らされているわけです(笑)」
T「季節が変わったらこれを着たいな、きっとこれを着ると楽しいだろうなって思うのは、ファッション好きになる最初のとっかかりですもんね。チェックのジャケットをゲットしたということは、まさに今季らしいアイテムを手に入れたってことですね」
J「英国調のもの…意外と持っているかも。トレンチコートもそうだし、モッズテイストの洋服もいくつか持っています。でも、意識して英国調を選ぶことは少ないですね。パンクファッションでいうと、ブリティッシュパンクよりもNYパンクのほうが昔から好みなんです」
──音楽もNYパンク派なんですか?
J「音楽は両方とも好きですが、ファッションはNYパンク派。以前あるテレビ番組に出演して人生のモットーを聞かれたとき『ブルジョア・パンク』と答えました。一般的なイメージだと、ブルジョワとパンクって別物って思いますよね。それくらい私のパンクのイメージと一般的なパンクのイメージは違っているかも。パンクというと、チェックのパンツだったりガーゼのTシャツだったりを想像しますけど、チェックもガーゼもなくて、もっとシンプルなのがNYパンク。もっとシンプルですよね。共通点はスタッズだけ。私の中でのイメージですけどね。英国といったら、イギリス英語には憧れますね。しゃべりたい。私は、超ニューヨーカー英語なので」
T「今でも英語を話すこと、多いですか?」
J「英語のほうが話しやすい友達も多いんです。だから、使いますね」