ブリット・パンクに夢中! JUJU×田中杏子 対談③ /JUJU’s closet vol.24 | Numero TOKYO - Part 2
Fashion / JUJU's Closet

ブリット・パンクに夢中! JUJU×田中杏子 対談③ /JUJU’s closet vol.24

J「シャネルに行って、チェックのジャケットを買いました。ヌメロの林田さん(エディター林田明子)、岸本さん(スタイリスト岸本佳子)との対談で『定番をつくってもう買い物はしない!』なんて言いましたが…無理みたいなんです。だって、まだ夏だけど、もう少しして涼しくなってきて、秋になってこれを着たら楽しいだろうなって思うと、つい欲しくなってしまう。秋が来るまでに、その気持ちを忘れないようにしないと」

T「季節に合ったお買い物というのは、正しいあり方だと思いますよ」

J「ヌメロのようなファッション誌に踊らされているわけです(笑)」

T「季節が変わったらこれを着たいな、きっとこれを着ると楽しいだろうなって思うのは、ファッション好きになる最初のとっかかりですもんね。チェックのジャケットをゲットしたということは、まさに今季らしいアイテムを手に入れたってことですね」

J「英国調のもの…意外と持っているかも。トレンチコートもそうだし、モッズテイストの洋服もいくつか持っています。でも、意識して英国調を選ぶことは少ないですね。パンクファッションでいうと、ブリティッシュパンクよりもNYパンクのほうが昔から好みなんです」

──音楽もNYパンク派なんですか?

J「音楽は両方とも好きですが、ファッションはNYパンク派。以前あるテレビ番組に出演して人生のモットーを聞かれたとき『ブルジョア・パンク』と答えました。一般的なイメージだと、ブルジョワとパンクって別物って思いますよね。それくらい私のパンクのイメージと一般的なパンクのイメージは違っているかも。パンクというと、チェックのパンツだったりガーゼのTシャツだったりを想像しますけど、チェックもガーゼもなくて、もっとシンプルなのがNYパンク。もっとシンプルですよね。共通点はスタッズだけ。私の中でのイメージですけどね。英国といったら、イギリス英語には憧れますね。しゃべりたい。私は、超ニューヨーカー英語なので」

T「今でも英語を話すこと、多いですか?」

J「英語のほうが話しやすい友達も多いんです。だから、使いますね」

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