ブリット・パンクに夢中! JUJU×田中杏子 対談③ /JUJU’s closet vol.24 | Numero TOKYO
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ブリット・パンクに夢中! JUJU×田中杏子 対談③ /JUJU’s closet vol.24

田中杏子編集長とJUJUが、来シーズンのファッショントレンドについて対談。トレンドキーワードから、JUJU’S クローゼットのシューティングテーマになったのは『Actress(シテマティックな女)』『Couture Mood (アートを纏う、クチュールのような構築美)』『Brit Punk (英国的な大人ロック・スタイル)』という3つの気分。第三弾では、コレクションでも多くのブランドが取り入れていたブリティッシュな要素について。まずは象徴的だったサンローランの話からスタート。
パンクに英国紳士調…ブリットスタイルに夢中!──『Brit Punk (大人ロック・スタイル)』というテーマについて、ブリティッシュな要素が強かったのは、やはりサンローランでしょうか?

田中杏子(以下T)「パンクロック的なブリティッシュを取り入れていたのは秋冬のサンローラン。JUJUさん、似合いそうですね。サンローランはデザイナーがエディ・スリマンに交代して2シーズン目。最初のコレクションはイヴ・サンローランへのオマージュみたいなデザインでしたが、今シーズンはいきなりのパンクロック。コートニー・ラブとかスカイ・フェレラを意識したようなスタイルですよね。古着のようなネルシャツも、丈感とかボリュームの出し方などヴィンテージショップで売ってるものと違うのはさすが。でもこれ、完全にミューズとしている女性に向けて作った服みたいですね。エディ・スリマンは、コレクションの音楽をわざわざダフトパンクに編曲をしてもらうくらい音楽好きとして有名。だから音楽シーンからファッションのデザインを引っ張って、自分のものに落とし込むという傾向があるんです」

JUJU(以下J)「サンローランは昔から好きで、だから秋冬のアイテムもすでに試着しました(笑)。ルックを見て欲しいなと思っていたものとは違うものを買って帰ってきました」

T「秋冬のお買い物はもうスタートしていますものね。他にはどんなショップを回られましたか?」

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