T「美しいものに囲まれていると、自然と目が養われますから」
J「周りの不埒な大人たちに感謝したいと思います(笑)。秋冬のショッピングをしながら、アートのような服を見るのも楽しみですが、『おめかしをして美術館へ』って、すごくいいですね。具体的には、どういうスタイルがおすすめですか?」
T「やっぱり、ド派手というよりは襟元を正すという方向性。でも、ファッション的な視点ではなくて、美術館という空間を前提にスタイリングするのも結構面白いんですよ。実際に美術館に取材をしてみると、靴を脱いでアートを体験するコーナーがあるから着脱しやすい靴がよかったり、長いペンダントは作品に当たる恐れがあるから短めのネックレスにしておこうとか、歩き回りながらカツカツ音を鳴らすと迷惑だから、ヒールではなくフラットシューズにするとか、入り口には荷物を預ける所があるので、館内では小さいバッグで回ろうとかね。ルールを楽しみながら、かつ、お洒落も楽しむ」
J「いいですね! 特に私、小さいバッグで歩ける人になりたいです。いつも大きなバッグを持っていて、しかも重いから、周りからは『ボーリングの玉が入ってるんじゃないか』と言われます」
T「私もそう。かなり荷物が多い。だから、美術館とか荷物を預ける場所があれば必ず預けます。その代わり小さなショルダーバッグとかクラッチを持っていって、必要なものだけ入れて回ったりしてもいいかも」
J「クラッチ上手になりたいですね。普段は難しいから…美術館で小さなクラッチ片手に颯爽と歩きたい!」
T「『Actress(シテマティックな女)』『Couture Mood (アートを纏う、クチュールのような構築美)』ときましたが、そろそろ『Brit Punk (英国的な大人ロック・スタイル)』の話に移りましょうか」
続きは9月27日に公開! お楽しみに。
▶ 最初のページへ
JUJU’s クローゼット バックナンバー
Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)本誌にて「JUJUの部屋」がスタート!
9月28日発売のNumero TOKYO2013年11月号より、特別企画「JUJUの部屋」が始まります。JUJUに密着し、音楽、ファッション、恋愛観に迫るスペシャルコンテンツ。第一回目は、JAZZ TOURの舞台裏をレポート。うっとりする衣装に身を包み、ジャズライブならではのトークを披露。詳しくはこちらをチェック!
profile