トップモデルの親友対談。
フリーダ&ジャックのビューティシークレット
モデルのフリーダ・グスタフソン(Frida Gustavsson)とジャック・ヤガチャク(Jac Jagaciak)が、「ニナ リッチ(Nina Ricci)」の香水「ニナ リッチ ルナ ブロッサム(NINA RICCH Luna Blossom)」のキャンペーンに登場。二人の特別インタビューが実現!
フリーダとジャックは、仲睦まじい親友同士。この永遠の友情は、10代の頃からファッションショーのバックステージで育まれた。彼女たちは「#Frigaciak」と自分たちの名前を合体させたハッシュタグでInstagramをアップしたり。「ニナ リッチ」のフレグランス「ルナ ブロッサム」のキャンペーンは、そんな二人の友情にフォーカス。ミューズとして抜擢されたトップモデルの2人の美の秘訣とは?
──「Frigaciak(フリジャック)」。この言葉はどこから生まれましたか?
フリーダ(以下、F)「正確には覚えていないのですが、おそらく2010年頃かな。ショーを一緒にやってみたら、私たちの特別な友情が芽生え始め、興味をそそられていました」
ジャック(以下、J)「それは、私の名字とフリーダの名前の組み合わせ。たしか、最初にどこかのWEBサイトでそうやって呼ばれていたと思います。ちょうど、Twitterが始まった頃だったかな。私はとってもこの言葉が好きで、気に入っています。それを見ると、すぐにフリーダにメッセージを送ったり、電話したくなってしまうほど!」
──二人が出会った日について教えて。
F「初めてジャックに会ったのは、日本に滞在したとき。そのとき私たちはとっても若くて、すぐにお互いを好きになりました。その後、プリングルスを食べながら、東京に戻る列車に一緒に乗ったの(笑)」
J「同じ仕事のために、たまたま一緒になったの。電車に一緒に乗っていたのだけれども、乗るべきはずの電車を見逃してしまったのか、少し早い電車に乗ってしまったのか…あまり覚えてはいないのだけれど、乗った電車に席がなかったので、仕方なくお菓子を食べながら床に座りました。それはまるで、10代の女の子たちと同じような気分で、私たちはとっても楽しくその時間を過ごしたの。モデルの仕事をしていた私たちは、すでに普通の10代の女の子たちの生活とは違っていたので、だからこそ、その特殊なつながりをすぐに感じたのかもしれない。それから1年ぐらい経ったある日、パリで再会。そのファッションウィークの1週間はほとんど離れずに一緒に過ごしたの」
──初めて二人が出会ったとき、なにを感じました?
F「ものすごくパワフルに、私をインスパイアしてくれる女の子だと思った」
J「『わぁ、私より背が高い!』って(笑)」
──フリーダ、ジャックをそれぞれに描写すると?
F「ジャックはとても集中力があって強くて、インスパイアされるの。彼女がどんな道を選んでも、何かがジャックを止めることなど想像できない」
J「空想にふけっていても、ちゃんと地に足をつけ、いつでもインスパイアされてしまう。私の知っている人のなかで、トップを争う賢い女性!」
──二人で過ごした、今まででいちばん最高の思い出は?
F「私の結婚式でお尻を振ってダンスして…あとは秘密(笑)!」
J「短い休暇で一緒に行った、メキシコの思い出」
──なにがお互いの友情をユニークにしている?
F「ある意味、私たちは一緒に成長してきたの。生まれた国も言語も異なるけれど、お互いをよく理解している」
J「私たちが生きているユニークな人生。そしてファッション業界で『Frigaciak』になったことかな」
──「ニナ リッチ」のフレグランス「ニナ」と「ルナ」について。このデュオは、二人にとって何を象徴している?
F「姉妹です」
J「友情」
──この「ニナ リッチ」のフレグランスは、自分のなかのどんな気持ちを呼び起こしますか?
F「素晴らしい気分にしてくれ、遊び心もあって冒険的。セクシーでシックな気持ちにもなるわ」
J「『ニナ』の香りは甘くて軽い、デイライトに似合う香り。『ルナ・ブロッサム』は、私にとっては夜の香水。香りはロマンスを匂わせるような、そしてとってもキュートなもの」
Text & Edit : Hisako Yamazaki