カレン・エルソンに独占インタビュー!
「音楽を書く行為は、自分の真実を語ること」
トップモデル、二人の子どもの母親、ミュージシャンとして多忙な毎日を送っているカレンが振り返る時間とは? 38歳になったばかりのカレンに独占インタビュー。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2017年4月号掲載)
仏版Numéro 2014年6/7月号の表紙。©Victor Demarchelier
──母親であることはどういう意味を持ちますか?
「子どもを持つと、人は共感を覚えるし、すべてのことが美しく見える。自分のすることすべてが、子どもたちと過ごす時間を優先して決められる。もちろん仕事もしなければならないから、そう簡単ではないけれど…」
愛する子どもたちから母の日のギフト。
──いま夢中になっていることは?
「テレビ番組『ラリー・デビッド』。彼は本当にファニーで、いつも間違ったことを言ってしまうこととか、あの気まずさとか、ああいうタイプの人が自分の人生にいるから、それがおかしくて、とにかく好きなの。すべてのシーズン、2回ずつは見ています」
──“グルーヴ”があると思う人は誰ですか?
「ヘレナ・ボナム=カーター! 昨日ホテルのエレベーターでばったり会ったんだけど、ほんとにクール。スタイルもかっこいいし、夢中になっていることの答えは彼女でいいくらい!」
スイートホーム。
──日本の思い出は?
「初めてのモデルの仕事は東京だったの。3カ月の滞在の途中に、17歳の誕生日を迎えた。あの時はすべての経験が新鮮で、ワイルドで、日本の文化の多面的なところに強く刺激を受けました。滞在中に当時モデルだったタバサ・シモンズと友達になって、ルームメートになったり。いま思い出してもいいことばかり。いつか東京で演奏できる日が来るといいな」
Photo : Alex Cayley
Interview : Yumiko Sakuma
Casting & Edit : Maki Saito