JO1大平祥生インタビュー「個性の強い11人が集まった、僕らだけの表現を追求する」 | Numero TOKYO
People / Interview

JO1大平祥生インタビュー「個性の強い11人が集まった、僕らだけの表現を追求する」

JO1が2NDアルバム『KIZUNA』を発売する。さまざまな苦難を乗り越え、挑戦してきた道の果てで気付く、仲間との絆がテーマだ。タイトル曲『With Us』を含む新曲7曲と、3RD〜5THシングルの中からたっぷり収録。そこで、メンバーの大平祥生に今回のアルバムを解説してもらった。さらにメンバーとの秘話、3年目の想い、プライベートの過ごし方も公開!

もっとアグレッシブに前進するJO1を見てほしい

──2NDアルバム『KIZUNA』について教えてください。

「今回のアルバムは、3年目の僕らが表現できる大人っぽい楽曲や爽やかな曲など、幅広く収録しています。中には、俺たちはまだまだ落ち着かない、アグレッシブにどんどん行こうぜという曲もあって、今の僕らのいろんな側面を見ていただけると思います」

──お気に入りの曲を1つ挙げるとしたら?

「『Walk It Like I Talk It』です。『やってみろよ』とか、これまでのJO1にはなかった挑発的な言葉も使われています。『突き抜けた杭を/人は打てずに/ただ見上げるだろう』という歌詞があるんですが、僕らは“突き抜けた杭”になりたいし、まだこれからもガツガツ行きたいという想いがこもっています」

──今回、ラップと歌の面で挑戦したことは?

「『Algorithm』で“がなり声”を使ったり、叫ぶパートもあったり。たまにライブではやっていたんですけど、ぜひそこに注目してもらえたら」

──大平さんがこのアルバムに込めた想いとは?

「今回は『KIZUNA』というタイトルなんですが、(金城)碧海も含め、11人全員で準備して、11人で作ったアルバムです。それに、JAMのみなさんへの2年分の感謝の気持ちも込めました」

──JAMといえば、21年11月に初の有観客ライブ「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」が開催されました。実際に対面したのは20年1月の最初のファンミーティング以来でしたが。

「やっと会えてすごく嬉しかったです。JAMのみなさんに会えない2年間、直接会える時に最高のパフォーマンスを披露できるように、準備に準備を重ねてきました。当日は、こんなに広い会場が埋まるのかなと不安もあったんですが、JAMのみなさんが満席にしてくれて。ちょっと信じられないくらいでした、本当にみんながいたんだなって!」

──オーディション番組でも、観客の前で踊る喜びからパフォーマーを目指したと言っていましたね。

「この2年、音楽番組や配信などで経験を積んできて、目の前に観客はいなくても、スタッフさんを僕たちのファンにするんだという意気込みで頑張ってきました。でもやっぱり、観てくれる人がいるとモチベーションが全然違います。“OPEN THE DOOR”では自分が大好きだった舞台に、やっと戻ってこれたんだという実感がありました。まだ歓声が上げられないし、マスクで表情は見えないけれど、それでもJAMのみなさんの気持ちはしっかり伝わりました。もっと状況がよくなったらたくさんライブをしたいし、世界中のJAMにも会いにいきたいです」

──YouTubeやSNSでも、海外からのコメントが増えましたね。

「オンライントーク会でも、海外のJAMの方が一生懸命、日本語を話してくれて、すごく嬉しかったですね。僕らももっと語学を頑張らないと。僕は特に中国語を勉強しているんですけど、発音が難しいんですよ。普段から中国語圏のヒップホップを聴いたりして、少しでも上手になるように頑張っています」

3年目になり、新たな挑戦は続いていく

──3年目となったJO1ですが、グループは今、どんな状態ですか。

「少し余裕が出てきて、番組に出演した時も、誰がボケて誰が回収するとか、立ち位置がわかるようになって面白くなってきました。僕はいじられ担当なので、みんなにいじられまくっています」

──それは「役割」として?

「そうです、 これはそういう役割です! 」

──『JO1のオールナイトニッポンX』は白岩瑠姫さんがメインパーソナリティで、週替わりでメンバーが登場しますが、楽しいわちゃわちゃ感が伝わってきます。

「1年目は優等生のような雰囲気もあったはずなんですけど、一緒に生活しているからなのか、だんだん男子校ノリになってきましたね」

──木全翔也さん、金城碧海さん、鶴房汐恩さんの同じ歳の4人は「S4」と呼ばれてますが。

「相変わらず仲良くやってます。S4としても11人としても碧海ありきの完全体なので、やっと戻ってきた感覚があります」

──3年目も新たな挑戦を続けるJO1ですが、3月にはStray Kidsが楽曲を提供した『YOLO-konde』のリリースがありました。この曲ではメイクの演出を手がけましたが、いかがでしたか。

「今回は“サーカス”というコンセプトだったので、ピエロをモチーフにしたり、荒々しかったり、華奢なイメージなど、11人もいるのでいろんなメイクを考えて、一人ひとりに資料を作って説明して。難しかったけど、楽しかったですね」

──メイクを考えるとき、参考にしているものは?

「K-POPのメイクです。毎回コンセプトに合わせた新しいビジュアルでカムバックするので、それはしっかりチェックします。それこそStray Kidsさんもいつも参考にさせてもらっていますし、BIGBANGさんの4年ぶりのカムバックもすごくカッコ良くて。BIGBANGさんは母の影響もあって、昔から好きなアーティストで、以前はよくライブに行きました」

──挑戦といえば、JO1初主演ドラマ『ショート・プログラム』で演技を経験し、アニメ『群青のファンファーレ』では声優として登場していましたね。

「役に入り込むのは、JO1で自分を表現することとはまた違う楽しさがありました。『ショート・プログラム』で僕が演じた新庄公平は、共感するところもあれば、そうじゃない部分もあって、新しい視点になれるというか。声優としては2作目になりますが、声のお仕事も楽しいです。家にいるときは、ほとんどアニメを観ていると言ってもいいくらい、アニメが好きなんですよ。メンバーもアニメ好きが多くて」

──鶴房さんもそうですよね。人生の1作を挙げるとしたら?

「鶴房はアニメオタクで、少し前の作品が好きなんですけど、僕は最近のものを良く観ています。ひとつ挙げるとしたら『とある科学の超電磁砲』」

──アニメ以外で、オフの楽しみは?

「最近よく絵を描いています。自己流なんですが、キャンバスに向かうと料理に没頭する感覚と同じで、気がつくと真夜中になっていることもあるくらい、すごくリフレッシュできます。絵はいくつか部屋に飾っているんですけど、自己満足なので誰にも見せません。たまにバッグにも絵を描いたりして、実際に使っています。海外に自由に行けるようになったら、ヨーロッパの美術館を回ってアートに触れる旅をしてみたいです」

11のバラバラな個性がひとつに集まり、JO1の新しい輝きに

──今年、グループとして、個人として挑戦したいことは?

「グループとしては、たくさんライブをして、国内外のJAMのみなさんに会いに行くこと。僕らをもっとたくさんの人に知ってもらうこと。個人としては、今年、(河野)純喜くんが『ハングルッ!ナビ』に出演しているので、僕も中国語関連で何かできたら」

──パフォーマンスでは?

「ダンスは長く続けていますが、今でもどうしたら自分に合うのか、もっと良く見えるのか、試行錯誤しながら極めていこうと頑張っています。歌はまだまだなので、とにかく聴いて覚えて、いいと思った部分は取り入れて」

──職人タイプですか。

「それが、自分では情熱タイプだと思っていたんです。でも、ボーカルの先生に『純喜と同じパッション、テンションタイプだと思ってるだろうけど、蓮くんと同じ、論理的に考えるタイプだよ』と言われて。でも、蓮くんと僕は、面白いくらい性格は正反対です(笑)」

──ダンサーでありコレオグラファーのReiNaさんと踊っている動画では、それぞれのダンススタイルにも個性が感じられました。

「そうですね。例えば、僕はニュースタイルヒップホップで、蓮くんは昔からの綺麗なスタイル、豆ちゃん(豆原一成)は90’sだったり。JO1は全員、個性がバラバラかつ、個性が命だと思って生きてきた人たちなので、今、これだけダンスを合わせられるようになったのはすごいことです。頑張りました」

──その11人の個性が集まって、JO1だけの色になっているんですね。これからの目標は?

「去年、フォーメーションや角度をしっかり合わせる技術が身についたので、今年は全員で揃える部分と、個性を表現するソロパート、両方を使い分けられたらもっといいパフォーマンスになっていくはずです。個人的には、もっと自分の色を出せるように、自己プロデュースしていきたいと思っています。美容や中国語、自分の強みを生かして、グループでも存在感を発揮していけたら。まずは、ずっと応援してくれたJAMのみなさんに恩返ししながら、たくさんの人に僕らを知ってもらって、僕らも歌とラップ、パフォーマンスを極めていけたらと思っています」

〈衣装〉カーディガン¥225,500 フーディ¥192,500 デニムパンツ 参考商品 ハット¥79,200 シューズ¥159,500(すべて予定価格)/すべてCeline Homme by Hedi Slimane(セリーヌ ジャパン 03-5414-1401) パールネックレス¥13,200/Flan チェーンネックレス¥110,000 リング¥41,800/ともにAvecthing(ショールーム シャルメール 03-6384-5182)

©LAPONE ENTERTAINMENT
©LAPONE ENTERTAINMENT

JO1 2ND ALBUM『KIZUNA』

発売日/2022年5月25日(水)
価格/
初回限定盤A ¥3,850(CD+DVD/応募抽選券(シリアルナンバー)1枚/透明トレーディングカード1枚(初回限定盤 A ver.メンバー 5種類の中から1枚をランダム封入)/ソロアザージャケット1枚(初回限定盤 A ver.メンバー 5種類の中から1枚をランダム封入)/JO1デジタルメッセージトレーディングカード(QRコード)1枚)
初回限定盤B ¥3,850(CD+PHOTO BOOK/応募抽選券(シリアルナンバー)1枚/透明トレーディングカード1枚(初回限定盤 B ver.メンバー 6種類の中から1枚をランダム封入)/ソロアザージャケット1枚(初回限定盤 B ver.メンバー 6種類の中から1枚をランダム封入)/JO1デジタルメッセージトレーディングカード(QRコード)1枚)
通常盤 ¥3,300(CD+SOLO POSTER/応募抽選券(シリアルナンバー)1枚/透明トレーディングカード1枚(通常盤ver.11種類の中から1枚をランダム封入)/JO1デジタルメッセージトレーディングカード(QRコード)1枚)
アニメ盤 ¥3,300(応募抽選券(シリアルナンバー)1枚/アニメジャケット絵柄ステッカー1枚/JO1ロゴステッカー1枚)
FC限定盤 ¥4,950(応募抽選券(シリアルナンバー)1枚/透明トレーディングカード1枚(FC限定盤 ver.11種類の中から1枚をランダム封入)/チェキ風ユニットトレーディングカード(FC限定盤 ver.5種類の中から1枚をランダム封入)/JO1デジタルメッセージトレーディングカード(QRコード)1枚)
URL/http://jo1.jp/
Twitter/@official_jo1
Instagram/@official_jo1
YouTube/JO1 Official YouTube Channel

Photos:Sasu Tei Interview & Text:Miho Matsuda Hair & Makeup:Sayuri Nishio Edit & Styling:Shiori Kajiyama

Profile

大平祥生Shosei Ohira 2000年4月13日生まれ、京都府出身。2019年、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に参加し、グローバルボーイズグループ「JO1」のメンバーとして、2020年3月にシングル『PROTOSTAR』でデビュー。8月にセカンドシングル『STARGAZER』を発売。11月には1STアルバム『The STAR』をリリース。「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS )」の「Best New Asian Artist」、「MTV VMAJ 2020(MTV Video Music Awards Japan)」の「Rising Star Award」を受賞。「第35回日本ゴールドディスク大賞」では「ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)」に選出。4THシングル「STRANGER」はオリコン週間シングルランキング1位を獲得し、デビューから4作連続初週売上20万枚突破は史上10組目。また、映画『えんとつ町のプペル』のデニス役や、テレビアニメ『群青のファンファーレ』の東将基役で声優を務める。Amazon Prime Video『ショート・プログラム』の「スプリングコール」で演技を経験。JO1のこれまでの軌跡を描いた映画『JO1 THE MOVIE『未完成』- Go to the Top -』も公開。

Magazine

July / August 2022 N°158

2022.5.27 発売

Small Blessings

小さな相棒、私のしあわせ

オンライン書店で購入する