Beauty / Editor's Post
”オーガズム”だから美しいのです。
NARS、オーガズム
「オーガズム」に初めて出会ったのは、いまから約10年前。このパウダーは、私のなかの美しさの価値観を大きく変えてくれた大切なアイテムなのです。
1999年に初めて登場したこちらのフェイスパウダーは、その名がほのめかすように、
交わした愛の後に高揚する頬を再現するチーク「ブラッシュ」。
フランソワ・ナーズが教えてくれたことは、例えばこすった後のまぶたの赤みやオーガズムの頬など、
生っぽさが生命力となり女性の本当の意味での美であり、魅力であること。
これは日本文化にはない美しさの価値観でした。
肌色や人種を問わずに映える絶妙なシアー感のチークは世界で売れ続け、
一時間で自由の女神の2倍の高さになるほど、今も大人気なんです。
今年の夏、オーガズムファンには嬉しいコレクションが登場しています。
肌に溶け込むオイル配合のリキッドブラッシュと、
オーガズム色で自分の唇の色が透けて見えるようなピンクシアーゴールドのリップスティックも誕生❤︎❤︎
Profile
山崎尚子Hisako Yamazaki
フリーランス・エディター。早稲田大学卒業後、出版社へ勤務。20代後半にロンドンへ2年間留学をして、London College of Communication(LCC)にてグラフィックデザインと写真を学ぶ。『VOGUE JAPAN』のビューティ・エディターを経て、『Numero TOKYO』創刊メンバーとして参加。ビューティ・ディレクター/エディトリアル・ディレクターとして、美容全般を手掛けた。現在Numero TOKYOにおいて、女優やモデルのビューティストーリーをはじめ、芸能関係のヴィジュアルページを担当。企業マーケティング、ビューティアドバイザーとしても活動。世界を巡る旅は、趣味を超えたライフワーク。