YOSHIKIが語る「生きること」。 | Numero TOKYO
Fashion / Post

YOSHIKIが語る「生きること」。

発売中のNumero TOKYO 11月号ではYOSHIKIさんを特集しています。 パンデミックの中、撮影とインタビューはすべてリモートで行われました。 インタビューはL.A.と東京を繋いだ、電話インタビューにて。

YOSHIKIさんがお話しされる言葉を聞いていると、 心の強い人間だけが、本当の優しさを惜しみなく与えてくれるのだと、 心の底から感じさせられ、胸が熱くなりました。 幼い頃からずっと、生と死の間で痛みと共存してきたYOSHIKIさん。 その悲しみや痛みは、想像しがたく、とてつもなく辛いものだったと思います。 「僕はタイタニックが沈むなか、 最後まで演奏し続けるアーティストでありたいというか。 最後の一人が救命ボートに乗るまでピアノを弾き続けることができれば、 船と一緒に沈んでしまってもいい、そう思う自分がいる」 インタビューでYOSHIKIさんが話されたこの言葉が、ずっと心から離れず、 「私はこういう生き方ができているだろうか?」と問いかけ続けています。 心の強い人間は、本当の優しさを惜しみなく与えられる人。 命をかけて創り出すYOSHIKIさんの芸術作品、 私たちがYOSHIKIさんの生み出す作品に触れるたびに、 救われる気持ちになるのは、こういうことなのだと。 「命を削り芸術を生み出す それが僕の”生きること”」 一人でも多くの方に読んでいただきたいインタビューです。 未曾有なコロナ禍という出来事を、光へと変える勇気がたくさん湧いてきます。

YOSHIKIが表紙を飾る特装版の詳細はこちら

特装版をAmazonで購入する

Profile

山崎尚子Hisako Yamazaki フリーランス・エディター。早稲田大学卒業後、出版社へ勤務。20代後半にロンドンへ2年間留学をして、London College of Communication(LCC)にてグラフィックデザインと写真を学ぶ。『VOGUE JAPAN』のビューティ・エディターを経て、『Numero TOKYO』創刊メンバーとして参加。ビューティ・ディレクター/エディトリアル・ディレクターとして、美容全般を手掛けた。現在Numero TOKYOにおいて、女優やモデルのビューティストーリーをはじめ、芸能関係のヴィジュアルページを担当。企業マーケティング、ビューティアドバイザーとしても活動。世界を巡る旅は、趣味を超えたライフワーク。

Magazine

JUNE 2024 N°177

2024.4.26 発売

One and Only

私のとっておき

オンライン書店で購入する