「ディプティック」のポップアップストアで未知なる香りを体験 | Numero TOKYO
Beauty / Editor's Post

「Diptyque」のポップアップストアで未知なる香りを体験

限定コレクション「Raw Materials in Colors」のローンチに合わせて、今日から2019年7月16日(火)まで表参道ヒルズにて、ディプティック(Dyptique)のポップアップストアがオープン。

ディプティックを象徴する5つの香りにフォーカスし、その原料の香りやフレグランスのストーリーを物語る動画など、五感を通して香りを楽しむことができる空間です。
限定版のボトルは30mlのミニサイズ🖤 ブルー、オレンジ、ピンクなど各香水ボトルは、とびきり素敵なカラーで彩られています。

私が恋した香りは、ブルーボトルの「ド ソン」。甘美でクリーミィなチュベローズに海を想わせる潮っぽさが宿り、生まれ育った地元の夏の湿った潮風を思い出しました。マリンノートは無条件に好き⛱ディプティックの創業者の一人、イヴが子ども時代に過ごしたベトナムな港町がインスピレーションの元だそう。

ショップの壁面には、たくさんのポストカード。気に入ったハガキはプレゼントしてくれるそうです。

目に見えない香りは、とってもパーソナル。私みたいに生まれ育った場所への記憶を香りが呼び覚ましてくれたり、もしかして私が纏ったこの香りを偶然嗅いだ方が、ヨーロッパの夏のバカンスの思い出をふと想い起こすきっかけになるかもしれない。

こんな風に香りは、私たちをイマジネーション豊かな旅に誘ってくれる。無限の広がり、独自の言語。自分が好きなフレグランスに出会えるということは、人生をまたひとつ豊かにできることなんですね。

 

Profile

山崎尚子Hisako Yamazaki フリーランス・エディター。早稲田大学卒業後、出版社へ勤務。20代後半にロンドンへ2年間留学をして、London College of Communication(LCC)にてグラフィックデザインと写真を学ぶ。『VOGUE JAPAN』のビューティ・エディターを経て、『Numero TOKYO』創刊メンバーとして参加。ビューティ・ディレクター/エディトリアル・ディレクターとして、美容全般を手掛けた。現在Numero TOKYOにおいて、女優やモデルのビューティストーリーをはじめ、芸能関係のヴィジュアルページを担当。企業マーケティング、ビューティアドバイザーとしても活動。世界を巡る旅は、趣味を超えたライフワーク。

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