フォトグラファーKINYA OTA 初の写真展『COLOR CODES BY KINYA』開催中! | Numero TOKYO
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フォトグラファーKINYA OTA 初の写真展『COLOR CODES BY KINYA』開催中!

エディトリアルや広告で活躍中のファッション&ビューティ フォトグラファーのKINYA OTA。 現在青山のNICK WHITE ギャラリーで開催中の、初の写真展『COLOR CODES BY KINYA』のオープニングにお邪魔しました!

KINYAさんは1981年熊本生まれ、日本大学藝術学部写真学科を卒業後、渡米。NYで活動後、2017年12月からは東京を拠点に。本誌でも印象的なファッションストーリーを数々手がけています。私もKINYAさんとは何度か撮影でご一緒していますが、クリアで硬質なテイストの写真だと欠けがちな、温度感のあるニュアンスを表現するセンスを持っているフォトグラファーです。その理由は“色”にあったのだと、今回の展覧会で改めて感じました。

今回のエキシビジョンでは、ビューティの魅力を新作として撮り下ろした作品を発表。メーキャップアーティスト、Tamayo Yamamotoの協力を得て、1年かけて数回にわたり撮影したそうです。このところファッション&ビューティとアートのつながりがますます密接になっていますが、瞳の虹彩も一つのカラーとして多彩に表現された作品は、女性の顔をキャンバスにしたコンテンポラリーアートのよう。作品は販売もされているので、モードアディクトな人の部屋を彩るアートとしてもおすすめです。ぜひ足を運んでみてください。

『COLOR CODES BY KINYA』
会期/2023年5月19日(金)~ 6月11日(日)
会場/NICK WHITE(GALLERY)
住所/東京都港区南青山6-3-14 サントロぺ南青山202
開館時間/12:00~19:00
休館日/無休
入場無料

Profile

古泉洋子Hiroko Koizumi コントリビューティング・シニア・ファッション・エディター。『Harper's BAZAAR』『ELLE Japon』などのモード誌から女性誌、富裕層向け雑誌まで幅広い媒体での編集経験を持つ。『NumeroTOKYO』には2017年秋よりファッション・エディトリアル・ディレクターとして参加した後、2020年4月からフリーランスとしての個人発信を強め、本誌ではファッションを読み解く連載「読むモード」を寄稿。広告のファッションヴィジュアルのディレクションも行う。著書に『この服でもう一度輝く』(講談社)など。イタリアと育った街、金沢をこよなく愛する。
Instagram: @hiroko_giovanna_koizumi

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