イヤカフの元祖「Hirotaka」の新作をパトロール! | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

イヤカフの元祖「Hirotaka」の新作をパトロール!

マスクからの解放とともに、これまで以上に耳周りのジュエリーが気になるこの頃。今ではすっかりアイテム名として定着している“イヤカフ”ですが、その名付け親ともいわれるデザイナー井上寛崇さんによる「Hirotaka(ヒロタカ)」から新作が発売されたと伺い、早速ショールームにお邪魔しました。 ヒロタカは2010年、NYでの小さなトランクショーからスタートしたジュエリーブランド。東洋と西洋、熱帯の森に生息する奇妙な美しさなどにインスパイアされ、ミニマルかつアートなジュエリーで人気に。

以前拝見した丸の内のショップのディスプレイにも不思議な植物たちが!
以前拝見した丸の内のショップのディスプレイにも不思議な植物たちが!

4月6日、東海地区に初めてオープンするタカシマヤ ゲート タワーモール内の名古屋店を含め、日本では6店舗、アメリカ、ヨーロッパをはじめ世界各国で展開されています。

現在発売中のジュエリーを各種タッチ&トライさせていただいたのですが、圧巻はイヤカフのバリエーション! ゴールドのみのものからダイヤモンド、一粒パール、キャビアパール、チェーン付き、エナメルなど本当に多彩なデザインがあって、つける位置やレイヤードで個性的な表情を楽しめそう。この写真のイヤカフもラインナップのほんの一部なんです。

イヤカフは¥18,700〜
イヤカフは¥18,700〜

3月に発売されたばかりの新作は「Miró」コレクション。スペイン、バルセロナ生まれのシュルレアリスムのアーティストとして知られるホアン・ミロ(ジョアン・ミロ)の抽象画にインスパイアされたもの。具象と抽象が入り混じったミロの作品を彷彿されるフォルムです。華奢なデザインのイヤカフは、複数重ねてボリューム感を出すのがおすすめ。

新作の「Miró」コレクション
新作の「Miró」コレクション


イヤカフは13型展開、そのほかにピアス、リング、ネックレスもラインナップしており、¥39,600〜¥99,000と手に取りやすい価格帯も嬉しい点です。

イヤカフは失くしがちで……と心配する人にプレスの方から装着のアドバイスをいただきました。コツは耳の軟骨の脇からではなく、上部から差し込むこと! ウェブサイトにも図解されているので、そちらも参考に。それから私はiphoneへの電話を未だつい耳で受けてしまうので、反対の耳につけるようにしてから失くしにくい気がしています。ショップでぜひ手に取って、お気に入りを見つけて!

Hirotaka
https://store.hiro-taka.com

Profile

古泉洋子Hiroko Koizumi コントリビューティング・シニア・ファッション・エディター。『Harper's BAZAAR』『ELLE Japon』などのモード誌から女性誌、富裕層向け雑誌まで幅広い媒体での編集経験を持つ。『NumeroTOKYO』には2017年秋よりファッション・エディトリアル・ディレクターとして参加した後、2020年4月からフリーランスとしての個人発信を強め、本誌ではファッションを読み解く連載「読むモード」を寄稿。広告のファッションヴィジュアルのディレクションも行う。著書に『この服でもう一度輝く』(講談社)など。イタリアと育った街、金沢をこよなく愛する。
Instagram: @hiroko_giovanna_koizumi

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