久しぶりのNumero Tokyoブログ更新!
自分のインスタグラムがロンドンファッションウィークで埋め尽くされている中、
俺はLAでゆっくりした時間を過ごしている。
LAはゴールデングローブ賞で話題が持ちきりとなっている。
自宅付近ではゴールデングローブ賞の広告をたくさんみかける。
アワードに先駆けて、いくつかのパーティが行われた。
木曜の夜はLAで一番好きなホテル、Chateau Marmontのペントハウスで行われ、
金曜の夜はLACMA(Los Angeles County Museum of Art)でW Magazineとのコラボパーティにお邪魔してきた。
自分の大好きな映画の主役だった人たちが超近距離でお会いできることができて異空間だった。
残念ながら本命に会うことができず。。。
パーティ会場がミュージアムということもあって、展示の仕方もとてもおしゃれ。
二枚のパネルを雑誌のようにインストールし、それにプロジェクターでアーカイブのエディトリアルを映し出した
パフォーマンスがかっこよかった。
写真はこちら!
W Magazineが世界のスターを撮り下ろしたエディトリアルがテーマとなっている。
俺の大好きなフォトグラファー、Michael ThompsonがJustin Timberlakeを撮り下ろした
エディトリアルも展示されていたので記念写真!
さて、ロンドンコレクションに話しを戻すと、日本のファッションフリークが好きそうな若いブランド、
例えばChristopher Shanon, Astrid Andersenが勢いがよく、目立っている。
だが、俺が一番気になったのはCOACHの新エグゼクティブ・クリエーティブディレクター、スチュアート・ヴィヴァ―スによる初のメンズコレクションの発表だった。
正直、俺はCOACHなんてノーマークで気にしたことがなかった。
しかしちょうど1年前に、NYでレディースのプレゼンテーションを発表された際に
友人のマリエのインスタグラム(@fashionjunkfood)でCOACHのシアーリングムートンコートを見てから密かに注目をしていた。
極寒のNYでは持ってこい!のムートンコートは必須アイテム。
保温性だけでなく、ファッション性も大変優れているので文句なしの優秀コート。
メンズはどんなものかというと、俺の期待を見事に裏切らなかった。
ルック1はモスグリーンとブラックのツートンムートンコートに
レザーのシャツをレイヤードさせたスタイルはNYらしいスタイリングとも言える。
これから爆発的にトレンドになりそうなスラックスと合わせ、スニーカーで着崩したところが非常に良い。
スタイリストさん、Nice Job!
ルック3のカジュアルなコートがストリートキッズにも好まれそう。
ドロップショルダーなシルエットがエフォートレスでさりげなくて好き。
ルック5にはK.Oされた!!!!!
このコートはどツボで、レザーとムートンを合わせたバイカラーが最高に本当にかっこいい。
何がどうなっているのかどうか是非この目で見たいものだ。
というか、これは来年絶対に着たい!!
ムートンがちょこっと載っているスニーカーもかわいいらしい。
俺の靴好き魂も同時にくすぐられた。
このハイファッソンなコートを着てSOHOを歩き回りたい。
ルック6のブルゾンはタイムレスなライダースジャケットなので、
挑戦しやすい一着。
ルック9のタートルネックにスラックス、そしてスニーカーというスタイルは
自分の私服にとても近いので好感が持てる。
ルック11のレザーパンツはストレートすぎず、スキニーすぎずという
バランスのいいシルエットなのでいろんなシーンに履けそう。
履けば履くほど味が出る一本。
ルック20のハンサムスタイリングが◎
爽やかだけど、ほのかにエッジの効いた雰囲気がかっこいい。
今このコレクションを見て、1年後まで我慢ができるのだろうか。
今後、コート=コーチになりそうな予感。
少なくてもこのコレクションだけでコート4着は欲しいもん。
個人的にCOACHのエグゼクティブ・クリエーティブディレクター、スチュアート・ヴィヴァ―スから目が離せない。
調べてみると、彼はCalvin Kleinでアクセサリーデザイナーとしてキャリアをスタートし、その後、Bottega Veneta、Givenchy、Louis Vuittonを経て、2005年にMulberryのクリエーティブディレクターに就任したらしい。
06年にブリティッシュ・ファッショ ン・カウンシル主催のデザイナーオブザイヤー賞アクセサリー部門も受賞している。
08年からはLOEWEのクリエーティブディレクターを務めていた。
あの有名で世界を揺るがせたLOEWEとJUNYA WATANABE COMME des GARCONSのコラボコレクションを世界に発表したのもスチュアートらしい。
とても優秀なクレエーティブディレクターなので、COACHもファッション性が強くなっていくでしょう。
リブランディングの成功に乞うご期待。
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