東信の「今月のフラワー」春の花束
東信が手がける「Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)」本誌の連載企画「今月のフラワー」。強さやエネルギーを秘めた、花本来の本質的な美しさをアートで表現する。名画の中に生きる花々を今に再現したら……vol.104は、ルノワールの『春の花束』へのオマージュ。
・シャクヤク ・アネモネ ・ユキヤナギ ・ラナンキュラス ・ユリ ・アスクレピアス ・カランコエ ・チューリップ ・ルピナス ・マーガレット ・テッセン ・バラ ・スカビオサ ・ガマズミ ・キンギョソウ ・ワックスフラワー ・リューココリーネ ・ヒヤシンス 東信(あずま・まこと) 1976年福岡県生まれ。2002年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。また、フラワーアーティストとして国内外で精力的な活動を展開。05年からニューヨーク、パリ、ドイツなど海外を中心に個展を開催。09年、植物の可能性をさらに追求する実験的植物集団「東信、花樹研究所」を立ち上げ、植物をキーワードにさまざまな分野で幅広く活動。東のすべてにおける活動は花・植物のみが有している最も神秘的な形を見つけ、それを美的なレベルに変換し表現することで、植物の価値を高めることに一貫している。
Artwork:Makoto Azuma
Photo:Shunsuke Shiinoki