田中杏子のリアル・モード「step into logo freak」
ロゴ旋風が吹き荒れる2021年秋冬コレクションでは、各ブランドを象徴するモチーフがさまざまな解釈で表現され、モードに昇華したアイテムがラインナップ。田中杏子が提案する洗練された大人のロゴスタイルで、秋の装いにアイデアをプラスしてみて。メゾンのアイコニックなシグニチャーを纏って、ポジティブでハッピーなオーラを放とう!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年10月号掲載)
genuine mode
step into logo freak
モードかつコンフィーにきめて
ブランド名とシグネチャーの16(セーズ)のダブルロゴをあしらったセリーヌのフーディ。メタリックカラーの流れるようなプリーツスカートを合わせて、より洗練された印象に。ラフな装いで、エフォートレスに魅せるのがパリジェンヌ流。
ロゴを優美に大胆に纏う
ヴァレンティノの大きめロゴが目を引くゴールドのトップは、オーバーサイズでフレッシュに着こなしたい。ゴールド×ホワイトで全身をまとめて、主張の強いロゴを今年らしくスタイリング。
伝統にユニークなツイストを
マックスマーラらしい落ち着いたキャメルカラーに、アイコニックなアーカイブロゴの「M」がインパクト大のニットトップ。英国のカントリースタイルを彷彿とさせるクラシカルなキャスケットを被って、遊び心を効かせて。
冬の装いにアクセントを
ムッシュ ディオールがこよなく愛した「ディオール スター」とロゴが編み込まれた、温かみのあるノルディック柄のニット。たっぷりと空気を孕んだダウンスカートと合わせて、タフなウィンターガールスタイルが出来上がり。
新時代のユニフォーム
DGロゴがプリントされたトップは、90年代ファッションの美学を再構築したドルチェ&ガッバーナより。エコファーの質感が大人の可愛らしさを演出するセットアップと、フェイスシールドのようなアイウエアが、激動の時代をサバイブする勇気を与えてくれる。
ロゴとアートが出合ったら
トップの斜めに走るロゴと、デザイン・アトリエ フォルナセッティのシュールな絵画が共鳴し、エレガントな着こなしに新しい表情を加えてくれるルイ・ヴィトン。主張しすぎないメタリックなスカートを合わせて、パーソナリティを際立たせて。
アクティブマインドで楽しんで
ウェブ ストライプが入ったジャージのようなセットアップには、グラフィックの中に潜んだグッチのGモチーフが。アクティブなスタイルに対比するグッドガールなローファーを合わせて、小粋なアクセントを効かせて。
ガールズナイト・クイーン
ブラックカラーに、カラフルなダブルCがキラキラと浮かび上がるシャネルのルック。小物にもちりばめたロゴ オン ロゴのトゥーマッチなスタイリングで、全身でブランドへのラブコールをアピールして。
Fashion Director : Ako Tanaka Hair : Tetsu Makeup : Kouta Model : Mia B at Bravo Models Edit & Text : Shiori Kajiyama