田中杏子のリアル・モード「one with nature」 | Numero TOKYO
Fashion / Feature

田中杏子のリアル・モード「one with nature」

自然を彷彿とさせるデザインやカラーリングのウェアが多く登場した2020年春夏コレクションより、田中杏子が気になるルックをセレクト。シティから抜け出して、大地の力強さを感じる世界の絶景とリンクしたファッションを楽しんでみて。(『ヌメロ・トウキョウ』2020年5月号掲載)

one with nature

ドレス¥244,000 スカート¥177,000 シューズ¥130,000(すべて参考価格)/Givenchy(ジバンシィ表参道店)
ドレス¥244,000 スカート¥177,000 シューズ¥130,000(すべて参考価格)/Givenchy(ジバンシィ表参道店)

Socotra Island
ソコトラ島

独自の生態系から生み出された絶景が世界遺産にも登録されたイエメンのソコトラ島。地上に残る最後の楽園として知られており、エキゾティックな樹木が生命力を放っている。

フラワープリントが施され、リラックス感漂うジバンシィ(Givenchy)のセットアップ。パワフルなボリュームショルダーで風を切って。

ドレス¥1,300,000 グローブ¥45,000/ともにGucci(グッチ ジャパン)
ドレス¥1,300,000 グローブ¥45,000/ともにGucci(グッチ ジャパン)

Mucangchai
ムーカンチャイの棚田

ベトナム国家文化遺産に指定されているムーカンチャイの棚田。ベトナムで最も美しい棚田とも呼ばれ、自然が織りなすグラフィカルなグリーンと、そのグラデーションに心奪われる。

大胆な肌見せでミニマルなシルエットに仕上げたグッチ(Gucci)のドレス。アジアを感じさせるビジューで煌めきをオン。

コート¥217,000 ジャンプスーツ¥348,000 アイウエア ¥49,000/すべてFendi(フェンディ ジャパン)
コート¥217,000 ジャンプスーツ¥348,000 アイウエア ¥49,000/すべてFendi(フェンディ ジャパン)

Antelope Canyon
アンテロープキャニオン

水の浸食で削られた峡谷に、太陽の光が差し込むことで浮かび上がる美しい地層。アンテロープキャニオンはネイティブアメリカン自治区内ということもあり、どこかスピリチュアルなムードが漂う。

ナチュラルカラーのジャンプスーツはフェンディ(Fendi)より。同系色のコートを合わせて、洗練されたトーンの切り替えで差をつけて。

コート¥177,000 トップ¥98,000スカート¥133,000 ブーツ¥104,000/すべてDries Van Noten(ドリス ヴァン ノッテン)
コート¥177,000 トップ¥98,000スカート¥133,000 ブーツ¥104,000/すべてDries Van Noten(ドリス ヴァン ノッテン)

Tunnel of Love
恋のトンネル

ウクライナにある緑の木々に囲まれた、通称「恋のトンネル」。3kmにわたって続く幻想的なトンネルは、恋人にまつわるジンクスもあり、大切な人と訪れたいスポット。

クチュール感漂うパワフルなルックは、ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)より。シグネチャーでもあるフラワープリントとタイガープリントを掛け合わせたコントラストを楽しみたい。

ニットトップ¥108,000 シャツ¥86,000 パンツ¥258,000 スカーフ¥51,000(参考価格) バッグ 参考商品 ブーツ¥258,000/すべてMarc Jacobs(マーク ジェイコブス カスタマーセンター)
ニットトップ¥108,000 シャツ¥86,000 パンツ¥258,000 スカーフ¥51,000(参考価格) バッグ 参考商品 ブーツ¥258,000/すべてMarc Jacobs(マーク ジェイコブス カスタマーセンター)

Maroon Bells
マルーンベルズ

コロラド州に位置し、ふもとに清らかな湖が佇んでいるマルーンベルズ。四季の移り変わりによって色鮮やかな表情を見せてくれる。天気のいい日には、「逆さマルーンベルズ」を見られるかも。

マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)のキャッチーな猫モチーフのニットトップに、大胆なカッティングのデニムパンツで可愛らしさを調節して。

ドレス¥1,200,000 ハット¥155,000/ともにNina Ricci(イザ)
ドレス¥1,200,000 ハット¥155,000/ともにNina Ricci(イザ)

Lac Rose
ラックローズ

バラの湖として知られる、セネガル共和国のラックローズ。水面が下がり鮮やかなピンクに色づく乾期には、塩分濃度が死海以上となり、プカプカと浮かんで遊ぶこともできる。

何層にも重なったニュアンスたっぷりのボリュームドレスは、ニナ リッチ(Nina Ricci)から。砂遊び用のバケツからインスパイアされたハットをかぶって、遊び心をプラス。

Photos : Takaki_Kumada, Aflo(background) Fashion Director:Ako Tanaka Hair:Kenshin for Epo Hair Studio Makeup:Kouta Edit:Midori Oiwa Fashion Assistant:Shiori Kajiyama

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