蜷川実花×田中杏子トークイベント@ART PHOTO TOKYO
「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」にて、本日写真家の蜷川実花さんと小誌編集長のトークイベントが行なわれました! 会場にはたくさんの方々が詰めかけてくださいました。内容はというと、蜷川さんの現在のクリエイションに関して、また母親になったときの心境の変化、そして先に逝去されたお父様の蜷川幸雄さんとの最後の日々に撮影した写真についてなど、貴重なお話の数々が繰り広げられました。
なかでも印象的だったのが、「私、写真家でありながら、世間でいう代表作というと『ヘルタースケルター』や『さくらん』『ヘビーローテーション』など映像作品を思い浮かべる方も多くいらっしゃる。ただ写真家としてはあと何年かのうちに、圧倒的に私といえば"これ"というところまで、写真で行き着かないといけないなと思っていて」という蜷川さんの言葉。これだけ活躍し、多くの人々を魅了する写真を撮っているにも関わらず、まだまだ突き進み続けるその姿勢。圧倒されます。
Text:Etsuko Soeda