Numero TOKYO 誌面でおなじみの連載企画 『hand man』。
—-たくさんの物事を生み出し、行ってきた、”男の利き手”。
個性豊かな表情とそこに刻まれたエピソードを通じて、これまで歩んできた歴史の一幕を振り返る。—-
58人の俳優、アーティスト 、エンターテイナー….十人十色の”利き手”を続々と撮り下ろし、クリエイションを追求する姿勢に終わりはない、、”生涯現役”まさにそんな言葉がお似合いになるとてもあたたかくも攻めてらっしゃる方、フォトグラファー 操上和美さんとお会いしました。
利き手の撮影では、出演者の方々それぞれの利き手に”欲望”がこめられその瞬間がおさめられていくとのことで、
とある撮影現場では、最後の瞬間に突然のアクションを起こしたその”利き手”、それに反射してその瞬間を捉えた操上さんの”カメラ”。『これ、良くピントあったよね。』と一言。 笑
何かを成し遂げてきた人々の欲望が利き手に込められ、プライベートな話から多様なヴィジョンまでがリアルな語りでエピソードに載せられてゆく、、男が垣間見える”男の利き手”。
ショップのオープンへ向け、ある企画をお話させて頂いています。
※追って詳細の告知をさせて頂きます。
KURIGAMI Kazumi
http://www.kurigami.net
1936年北海道生まれ。1961年東京綜合写真専門学校卒業。1965年よりフリーランスのカメラマンとして活動をはじめ、広告写真などを手がけるようになる。1975年からは個展も開催。また、スタイリッシュな男たちのポートレイトなど数多くの著名人の写真集や、CDジャケットなどを手がけてきた。1970年のACC賞初受賞をはじめとして華々しい受賞歴を誇る。
2009年3月に、初監督映画『ゼラチンシルバーLOVE』を発表。大きな反響を呼んだ。2012年9月29日~12月2日まで東京都写真美術館にて個展「時のポートレイト」開催予定。