エディターの食いしん坊バンザイ 第3回「ショコラ×バターの最強タッグ」 | Numero TOKYO
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エディターの食いしん坊バンザイ 第3回「ショコラ×バターの最強タッグ」

食道楽な「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」のエディターが、とっておきのグルメ情報をお届けする新連載「エディターの食いしん坊バンザイ」。おすすめのレストランから絶品スイーツまで、おいしい話をたんまりと綴ります。

今年3月に限定発売され、そのうっとりする美味しさに、舌はもちろん、身も心もほどけたショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン」と最高品質バター「ボルディエ」のコラボレーション、「ボワットゥ ショコラ アルティザナル パー ボルディエ」が再び! と聞きつけ、早速いただきました。

コラボレーション第2弾は、第1弾で登場した優しい塩味とビターな味わいの「グリュエ」と、そばの花の蜂蜜がふわっと香る「サラザン」を含む全4種類。前回の感動が忘れられず、もう二度と味わえないと思っていたので嬉し涙……。今回もやっぱり、カカオとほんのり香るそばの風味を楽しめる「サラザン」の虜です。(「グリュエ」と「サラザン」の詳細は第1弾の記事を!)

そして新作の2種類は、世界の蜂蜜マニアや星付きスターシェフも絶賛していると噂の貴重なブリエール産の蜂蜜とバターを合せたガナッシュ「ハッピー」と、カカオ分53%使用したマイルドな味わいの「サン マロ」。

口にした瞬間、蜂蜜の豊満な香りが口の中から鼻に抜けるまでいっぱいに広がる「ハッピー」は、チョコレートを食べていたことを忘れるくらいの濃密さ。後からしっかりカカオの風味がするあたりも計算されているのか、さすがはエヴァン氏! 同じ蜂蜜でもこうも違うのかと驚かされるくらい、「サラザン」とは全く異なる味覚を楽しめます。

一方「サン マロ」は、キャラメルを食べていたかな?と思うほどに滑らかでマイルド。バターの口どけと相まって口福♡

「ショコラに使用する素材選びは、カカオの風味を引き立てるためのエッセンスで、あくまで主役はショコラ(カカオ)」とエヴァン氏が以前お話しされていたように、ショコラへの愛と情熱、探究心を一粒一粒に感じます。

「ボルディエ」とのコラボレーションは2019年10月1日(火)までの限定です。他にも、マダガスカル、ペルー、ブラジルと産地ごとのカカオの個性を愉しめるボンボンショコラの詰め合わせも伊勢丹新宿本店限定で新登場しています(写真上)。ぜひ、珠玉のショコラの世界へ!

JEAN-PAUL HÉVIN
URL/www.jph-japon.co.jp

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Profile

鄭季和Kefa Cheong ウェブ・プランナー。大学でメディア・アートを専攻し、音や光を中心としたインタラクティブ作品やプロダクトの制作に没頭。学生時代よりウェブ・アシスタントとして『Numero TOKYO』に参加。アーティストJUJUによるファッション企画「JUJU’s Closet」などコンテンツの編集を経て、魅せるコンテンツ作りを目指しプランニングに従事。好物は美味しいお酒と肴と『吉田類の酒場放浪記』。

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