Life / Editor's Post

おすすめの薪火レストラン炉窯ステーキ煉瓦

2016.6.9up

昨年頃から、世界のグルメシティでは「炉窯」をレストランの中心に据え“火”を巧みに使ってお肉料理などを提供するお店がトレンドに。原始的な調理法であり、食材の旨み、おいしさをMAXに引き出す魅惑の薪火。プレゼンテーションの楽しさも、各レストランの腕の見せ所。二軒目は、「炉窯ステーキ煉瓦」。

numerotokyo restaurant dish food

すべては肉のために。そんなお店が渋谷・宮益坂にある。ここのキーワードは「塊肉」「炉窯」「定刻」。余計な肉汁が出ず、うま味を逃がさず、しっとり焼き上げるには「塊肉」がベストと横山亮平シェフは言う。牛のイチボ６㎏と当日のおすすめ肉３㎏ほどをお客さま全員でシェアするシステム。調理道具は原始的な煉瓦造りの炉窯だ。山桜、みかん、杉などの薪を使い、６時間ほどかける。炭火と違い、薪には湿気もあるので、水分をうまく残しながら仕上げられるのだとか。肉の焼き上がりは「定刻」20時。肉に合わせて行動するに値する「うまさ」が待っている。イタリアンの前菜、ワインも秀逸。肉はお代わりもでき、肉天国だ。