Life / Food

食で旅する世界モロッコ料理「ダール・ロワゾー」

2016.4.27up

食を通して、日本に居ながらにして世界を旅するシリーズ３回目。エキゾティックな料理は、今すぐ旅行で行かれなくとも各国文化に触れ、味わいながら感じることができる魅力満載。食材にスパイス、器や料理のプレゼンテーションすべてが女子心をくすぐる、食の旅に出かけたい。二軒目は、モロッコ料理「ダール・ロワゾー」。

numerotokyo resraurant dish

タジン鍋や塩レモンの流行によって、日本でもお馴染みになったモロッコ料理。クスクスリー（クスクス専門店）として１5年前にオープンしたお店が、2010年にモロッコ・ビストロとして再出発した。フランスを何度も訪れているオーナーソムリエの石崎まみさんが、彼の地で出合ったモロッコ料理とワインをイメージ。レパートリーは伝統料理から、季節の素材を使ってひとひねりしたフレンチスタイルのものまで、多彩だ。モロッコやフランスの個性的なセレクトに惹かれて、ワイン好きも集う。写真は、牛肉のミートボールと落とし卵のタジン。トマトとクミンなどのスパイス使いが上品で、食が進む。これからの時季、ここのモロカンフードとワインで、地中海の風を感じてほしい。（写真／牛肉とミートボールのタジン¥1,500）