2014 S+S PARIS MEN’S REPORT Vol,1 !!! | Die-co
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2014 S+S PARIS MEN’S REPORT Vol,1 !!!

 

 

はい、お久しぶりですが皆さんお元気ですか?東京は暑い日が続いてますね。身も心ももうトロットロ。生きて行くのが精一杯です。ただ今、秋冬の雑誌や広告のお仕事をする日々が続いてます。タンクトップにショートパンツでファーのコートをプレゼンしている自分の姿に、我ながらおかしく思えてしまう、この業界ならではの不思議なシステムを感じながらお仕事していますよ。

 

 

さて、先日2014 S+S、もう来年の春夏のメンズコレクションをパリで見て来ましたので、そのリポートをダイジェストでお伝えして行きますね。このブログを読んでいるオシャレなファニスタの皆さんはとっくにご存知でしょうが、ダイコ★的めちゃめちゃ偏った感じでお送りして行きますね。

 

 

さて、今回のパリメンズ、最初に見せて頂いたのは、Walter Van Beirendonck。アントワープを代表する独特の世界感と個性的なスタイルが魅力的なデザイナーです。個人的には大好物でこういうエキセントリックなスタイルが似合う大人になりたいと、常日頃思っていますね。

 

『Home Sweet Home』をテーマに何処かノスタルジックな記憶の中にある、幼少の頃に見た子供部屋の景色が作品に表現され、優しく愛に溢れた作品が印象的でしたよ。個人的にはソックスとシューズがとても不謹慎で買いですね!!!

 

会場はなんとオペラ座!この階段はかつてグガリアーノのコレクションで、蝶の形の紙吹雪が舞散る中、クリステン・マクメナミーやアンバー・バレッタが退廃的なステージングを披露した場所でもあります。ええ、気分は90’Sのスーパーモデルですから!!!!

 

 

Walter Van Beirendonckのリポートは、こちらからどうぞ。

 

 

 

凛としたさりげない独自なスタイルが好評なマリア・グラッツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリによるVALENTINOはいつもながらトレンドにジタバタしない、ラグジュアリーな自立した男性のワードローブを見事に作り上げていました。クラシカルで上品なアティチュードの裏に、沢山のハイブリッドなテクニックを取り入れ、リラックスしていのに、とても上品な美しい秀作が揃いましたね。

 

中でもこちらのトワル・ド・ジュイのプリントのアイテム!!!!パンツでも登場し、素敵でしたよ!

 

 

VALENTINOのリポートは、こちらからどうぞ。

 

 

次シーズン、トレンドとなりそうなのが、サーフカルチャーとフラワープリント。イージーなスタイルはストレスにがんじがらめになっている現代の男性達に自由な好奇心を提案していました。そこにストリートカルチャーをプラスして独自のオリジナリティー溢れるコレクションを発表したのが3.1 Phillip Lim。いつもながらの育ちの良い上品なスタイルに、ちょっとだけダークな部分も取入れた、艶やかなスタイルが素敵でしたね。

 

こちら、プリントでも登場している、フラワーモチーフのセットアップですが、なんとこれエンブロイダリーで表現されていました。ヤバイ!!!全身で着たい!!!

 

3.1 Phillip Limのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

BALMANは自社のサロンを使って、直接アイテムに触れたり、間近で見る事の出来る、いつもながらホスピタリテー溢れるプレエンテーションで作品を発表しました。今回のテーマはセルジュ・ゲンスブール。エレガントなクチュールムードとスポーティーなリラックス感をメランジェしたクリーンなスタイルが素敵でしたね。

 

マリンやクルーズのラグジュアリーなムードをタウンウエアに上品に取り入れ、人気のライダースやバイカーパンツにも適度なボリュームがプラスされ素敵でしたよ。

 

可愛い子ちゃん大集合のプレンゼンテーションで見せてくれたこちらのジャケット。ネイビーのミリタリームードも取入れながら、エンブレムはBALMAINならではの手仕事を駆使したモチーフになっていて、ラグジュアリーでしたね。

 

BALMAINのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

今回、No1コレクションの呼び声も高いDRIES VAN NOTENは、元国鉄の倉庫だった広大な会場を使ってコレクションを発表しました。金色のカーテンで覆われた舞台で、音楽は実力派美人ドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナ(Cindy Blackman Santana)による、ドラムの生演奏というドラマティックな演出にテンションMAXでしたね。

 

『花を纏う男達』をテーマにパリ装飾美術観のアーカイブスから取り出した数々の歴史的な衣装やファブリックから、花のモチーフだけを取り出しアイテムに落とし込み、幾重にもレイヤードを重ね、夜に咲き乱れる妖艶な花々をリラックしたノンシャランなスタイルで見事に表現しました。ほんとエロくて最高です!!!

 

DRIES VAN NOTENのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 

引き続き、パリメンズコレクションでの珍道中?をこちらのほうでUPして行きますので、お付き合い下さいね。

 

 

 

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die-co★
TOKYO
stylist designer artdirector

雑誌・TV・映画・舞台等、スタイリングからディレクションまで幅広く活躍中。著書『ダイコ★のブランドパスポート』が発売中

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