30周年を迎えた小泉今日子へ、飯島直子、大宮エリーらからメッセージ
デビュー30周年を迎える、KYON²こと、小泉今日子。 お決まりのアイドルの枠に収まらず、そこまでやっちゃう?ということにも果敢に挑戦し、いつもドキドキワクワクさせてくれた。お茶の間からサブカルまで自由に行き来するアイドルなんて見たことがなかった。強いけど可愛らしくて、現実的だけど空想癖第一線にいながらオタク、受け身なのに度胸あり知れば知るほど、不思議に惹き付けられる。すごい売れっ子なのに、本人はスター然とすることを嫌い、どこまでも自然体。でもやっぱり圧倒的な存在感とオーラを放っているのだ。最強のポップ・アイコン、KYON²の今も変わらない魅力を探る。 Are You Ready?
キョン様、30周年おめでとうございます。小泉ねえさんとは、ご近所だったということで知り合いました。知人から電話があって、「今日子がエリーんちの近くで飲んでて、来ない?って言ってる」と。今日子って、誰ですか?って聞いてたら「小泉」って言われて、絶句しました。ドキドキしながらそのお店に走っていったのを昨日のことのように覚えています。すごい顔がちっちゃくて思わず顔をガン見してしまいました。その頃週刊文春で「生きるコント」という連載を持っていてそれが面白いから会ってみたくてって言われた気がします。それでそれが本になったとき勇気をだして帯を頼んだら引き受けてくれて。「近所に住んでいる変な人、大宮エリーを 町内会を代表して推薦いたします。小泉今日子」って言葉が送られてきて。このひと、超カッコいいな!って思いました。なかなかこんなセンスのいい帯書けないですもん。
マスコミの取材があったとき、「エリー、あたしの隣にいなね。そうじゃないと映らない場合があるから」ってこっそり言われました。お昼ごはんを食べてるときも、私の次の打ち合わせを気にしてずっと時計を気にしてるんです。「もうエリー、行った方がいいよ」って、キョンキョンが。嘘がないし、筋とおす人だし、気遣いが半端なく、それでいてお茶目で、やんちゃで何から何までカッコいいねえさんです。これからもぶっちぎってくださいまし。でも、体には気をつけて。
▶ 「バランスのいい、女性としての最終形」小籔千豊
▶ 次のページへ
Text:Tatsunori Hashimoto (1,2,4) 、Ellie Omiya (3)