アーティスト束芋「苦しみから生まれるもの作り。それは人生に欠かせないものです」 | Numero TOKYO - Part 2
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アーティスト束芋「苦しみから生まれるもの作り。それは人生に欠かせないものです」

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それぞれの分野で活躍し、生き生きと輝いているクリエイティブな女性たちが選んだ、幸せのカタチに迫るシリーズ。第一弾は、卒業制作が賞を受賞し、アーティストとして早くから注目を集めた束芋。国内外で多くの個展を開催し、順風満帆に見える彼女の人生を変えた6つのモメントとは?

束芋
束芋
BIOGRAPHY
BIOGRAPHY
  • 1975年

    3姉妹の次女として兵庫県に生まれる

  • 1993年

    高校3年時の数学教師の一言がきっかけとなり、美大進学を目指す

  • 1995年

    京都造形大学芸術学部入学

  • 1999年

    恩師、田名網敬一の助言により、卒業制作に必死に取り組む。京都造形大学芸術学部情報デザイン学科卒業 都築響一の『珍日本紀行』のグラフィックデザインの手伝いをする 卒業制作として発表した作品「にっぽんの台所」で、キリンコンテンポラリー・アワード最優秀作品賞を受賞

  • 2001年

    横浜トリエンナーレ2001に最年少で参加

  • 2002年

    五島記念文化賞美術新人賞を受賞

  • 2003年

    ロンドンに1年間滞在。デザイナー、ジョナサン・バーンブルックの下での研修経験を経て、アーティストとしてやっていく決意を固める

  • 2005年

    初めて自身の内面を掘り下げた作品「ギニョる」を発表

  • 2006年

    イスラエルのバットシェバ・ダンス・カンパニーによる公演 「FURO」の舞台美術を担当。朝日新聞での吉田修一の連載小説『悪人』の挿画を担当原美術館にて個展「ヨロヨロン 束芋」

  • 2008年

    長野県に拠点を移し、両親と共に暮らす

  • 2009年

    横浜美術館/国立国際美術館(2010年)にて個展束芋:断面の世代」

  • 2011年

    第54回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出される

  • 2013年

    杉本博司脚本・演出の人形浄瑠璃『曽根崎心中』へのアニメーション参画

  • 2015年

    ギャラリー小柳にて、新作個展「束芋 息花」開催。現在、フランスFoundation Vincent Van Gogh Arlesにて、ゴッホ、ロニ・ホーン、束芋 の3人の合同展「aitaisei-josei」開催(〜9/5まで)

  • 2016年

    秋、Seattle Art Museumにて、自らキュレーションを行い、美術館所蔵品と自身の作品とを絡めた個展を開催予定。母ともコラボレーションを計画中。

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