相武紗季の学生時代「思っていることを恥ずかしくて口に出せない子だった」 | Numero TOKYO - Part 2
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相武紗季の学生時代「思っていることを恥ずかしくて口に出せない子だった」

Numero TOKYO 83号/きっかけは“コレ”でした vol.56 指原莉乃
Numero TOKYO 83号/きっかけは“コレ”でした vol.56 指原莉乃

──相武さんご自身は落ち着きたい願望ってありますか。

「うーん、落ち着けるものなら落ち着きたいですが、仕事を辞めて家庭に入るのは考えられませんね。ただ子どもができたら集中して子育てするかも。私には仕事と子育てを両立できる器用さがないと思うので」

──相武さんの人生のターニングポイントはいつでしたか。

「高校2年のときに地元の飲食店で初めてアルバイトをしたことです。それまでずっと、自分がやりたいと思っていることも、恥ずかしくて口に出せない子だったのですが、初めて両親に『バイトがしたい』と打ち明けたんです」

──なぜバイトをしようと?

「いろんな世界の人たちと出会いたくて。大学生と社会人しかいないなかで働かせてもらい、年上の友達がたくさんできました。自分のやりたいことを堂々と言えるようになったと同時に、新しい世界を知り、もっと外へ出てみたいと思うようになりました。それで夏の高校野球PR女子高生に応募したんです。それが芸能界に入るきっかけになりました」

──女優になろうと思っていた?

「思っていなかったですね。2つ上の姉は幼稚園から真っすぐ夢に向かってピアノやバレエをやっていたのですが、私はスポーツや音楽が好きで、部活に勤しんでました」

──高校野球に興味があった?

「野球というか、私、夏休みに遊んだことがないんですよ。競泳とシンクロに打ち込んでいて。だから自分以上に夏を精いっぱい、甲子園を目指して真剣に生きている高校球児たちがいることを知って、間近で見てみたい、会ってみたいと思ったんです。そうしたら運よく選ばれて、毎日、感動、感激していました」

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