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Chim↑Pomエリイ&手塚マキの結婚パーティ潜入レポート
1月1日、年賀状かと思いきや自宅に届いた、何やら怪しげな一枚のハガキ。アーティスト集団Chim↑Pomエリイの結婚の報告とそれを祝す?デモ行進の案内だった。あのエリイが結婚!!! しかもデモ行進!? いったい何が起こるのか? 謎めいたまま迎えた1月25日午前2時(まず開場時間が常識はずれ)、新宿歌舞伎町のランドマーク、風林会館9階のキャバレー、ニュージャパンにて、エリイの結婚パーティが幕を明けた。気になるお相手は、歌舞伎町のプリンスこと、現在ホストクラブ、バー数軒を束ねるSmappa!Group会長の手塚マキ。新郎新婦の家族やChim↑Pomのメンバーはもちろん、新郎が経営するホストクラブやバーのスタッフをはじめ、親交のある芸能人、アーティスト、パフォーマーなど、100人以上の豪華ゲストが、昭和レトロ&ゴージャスな空間に集結した。夜通し催される宴には、ユニークな演出が盛りだくさん。ホストクラブでお馴染みのシャンパンタワーから、マグロの解体ショウ、二人の初めての共同作業であるケーキ入刀ならぬタトゥー入刀…。会田誠による中島みゆきの『化粧』熱唱あり、宇川直弘による結婚式についてのレクチャーあり、その他ゲストのパフォーマンスが花を添えた。まったく外界の様子のわからないまま時は過ぎ、気づくと朝。(最後の気力を振り絞って)いよいよ午前10時半からは新宿西口ガード前の交差点を通行止めにしての、ウェディングデモ行進スタート。一足先に会場を後に、靖国通りの大ガード下付近で待機していると、大勢の警官に伴われ、新郎新婦が入場。交差点では、トレンディドラマばりの二人の熱いキス。そして、みんな一体となって、最終ゴール、アイランドタワー前のロバート・インディアナの「LOVE」モニュメントへ。実に10時間に渡る耐久結婚パーティは、結婚式の枠を超えた、アート史に残る一大イベントとなった。
そして、Numero TOKYO最新号の「Chim↑Pomエリイ 祝♡結婚」特集では、ふたりの運命の出会いから結婚までのエピソードを交えた夫婦対談を掲載。さらに、旦那様の経営するホストクラブ「Hans Axel Von Fersen」で撮影した夫婦の肖像も必見です!!
【Chim↑Pomエリイ&手塚マキの結婚パーティ! 後編】