沢村一樹「小学校5年生くらいにはエロスと呼ばれていた(笑)」 | Numero TOKYO - Part 4
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沢村一樹「小学校5年生くらいにはエロスと呼ばれていた(笑)」

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──身の危険すら感じます(笑)。

「今でも、テレビなどでキャバクラに通っているような会話をしますけど、仕事以外で行くことはほとんどないですから。でも『転機』といったら、こういう自分をさらけ出したことも一つの転機でした。当時は、演じている役のイメージを崩さないように勝手に意識していましたから、インタビューやトーク番組で嘘を3つも4つもつかなきゃいけない。本なんてずいぶん読んでいないのに、読書好きを装って3年前に読んだ本の話をしたり。でも、それだと僕が面白くない。僕が面白くなければ、見ている人が面白いわけないよなって。で、ある公開番組で、この仕事を続けるか、辞めるかぐらいの気持ちで自分をさらけ出してみたら、お客さんもすごく好意的だったんです、下ネタなのに(笑)。そして“枷かせ”みたいなものをはずそう! と思わせたのも家族の存在でした。みんなで今後も楽しく生活するために今のままでいいのか? 向いていない仕事なら、もう辞めようと思ったんですね。そのくらいの覚悟でした」

──その大切な家族にも、今後何か裏事情が露呈してくるかもしれないですよね。

「そうですね。ドラマでは急に過渡期を迎えた家族が劇的に変化します。でも、たとえトラブルで右往左往することがあっても、そこから新しい形を見つけていけばいいと思うんです。常に変わらないものなど何もないですからね」

沢村一樹(さわむら・いっき)

1967年生まれ、鹿児島県出身。シリアスからコメディまで幅広い演技でドラマ、映画で活躍する。ルックスとは裏腹のキャラクターで、バラエティでも一躍人気に。放送中のフジテレビドラマ『家族の裏事情』(毎週金曜19:57〜)では、一見幸せそうだが、実はそれぞれが訳アリの家族の夫を演じる。

 

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