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17歳の葛藤と成長を描いた青春映画『レディ・バード』

©Merie Wallace, courtesy of A24
©Merie Wallace, courtesy of A24

気鋭のクリエイター、グレタ・ガーウィグの初監督作品にして、オスカーにノミネート。その快挙で一躍注目を集めた映画『レディ・バード』が、いよいよ2018年6月1日(金)に公開される。

Text:Yukiko Shinto

誰もが経験したことのある“あの頃”の記憶を呼び起こす、青春ムービー

ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演女優賞をW受賞、アカデミー賞では5部門においてノミネートされるなど、賞レースを賑わせた話題作がついにスクリーンに。

メガホンを取ったのは、本作で監督デビューを果たしたグレタ・ガーウィグ。『フランシス・ハ』(2012)では共同脚本と主演を務め、また女優として『20センチュリー・ウーマン』(2016)に出演するなど、マルチな才能を発揮している。

主人公は、周りに自分のことを「レディ・バード」と呼ばせる、独特の世界観を持った17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)。ピンクに染めた髪がシグネチャーの彼女は、片田舎のサクラメントで鬱屈とした日々を過ごしている。

物語は高校生活最後の1年間を舞台に、彼女がさまざまな出来事を通して、揺れ動きながらも成長していく姿を描く。

卒業後の進路を巡る、母親との確執。初めてできたボーイフレンドと心を通わせる喜び。そして耐えがたい別れ。分かり合える唯一の親友との仲違い…。誰もが身に覚えのある思春期特有の感情を、時にユーモアを交えながら豊かに描き出している。

主人公を魅力的なキャラクターに演じ上げたのは、『ブルックリン』(15)のシアーシャ・ローナン。母親役は、娘への深い愛情を見事に表現し、本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローリー・メトカーフが、2番目のボーイフレンド、カイル役は『君の名前で僕を呼んで』でブレイクしたティモシー・シャラメが好演している。

まだ自分が何者かもわからなかった青春時代の、苦悩と輝きのすべてを閉じ込めた、愛おしい物語が誕生した。

『レディ・バード』
監督・脚本/グレタ・ガーウィグ
出演/シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツ、ルーカス・ヘッジズ、ティモシー・シャラメ、 ビーニー・フェルドスタイン、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ロイス・スミス
URL/ladybird-movie.jp
2018年6月1日(金)より、TOHO シネマズ シャンテ他にて全国ロードショー

©Merie Wallace, courtesy of A24

ティモシー・シャラメ主演の『君の名前で僕を呼んで』の情報はこちら

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