銀座でゴーストバスターズ | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

銀座でゴーストバスターズ

昨日、銀座で15分ほど時間が空いたので「いまGinza Sony Parkは何やってるかな〜?」と数寄屋橋方面に向かうと、、、

あっ!

あーっ!

吸い寄せられるように地下へ入ると……ゴーストバスターズ35周年記念のプログラムが開催中でした。

『GHOSTBUSTERS』を起点に、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの95作品をキーワードでつないだ、迷路のようなすごろくのような空間相関図です。た、楽しすぎる!!

例えば、「ワンオペ育児」をキーワードに『クレイマー、クレイマー』(1979)と『エリン・ブロコビッチ』(2000)がつながったり、戦う女たちをキーワードにリブート版『GHOSTBUSTERS』(2016)と『チャーリーズ・エンジェル』(2000)、『17歳のカルテ』(1999)がつながって、それぞれ『マグノリアの花たち』(1989)と『17際の肖像』(2009)に分岐して……といった具合に、体系立てて観るとマニアックに(したく)なりがちな映画を、連想ゲーム的な感覚でポップに紹介しているのが、いまっぽくて面白いなぁと思いました。そしてこのお仕事、楽しかっただろうなぁ。何時間でもここにいられます、私。

ARの最新技術を使ってパーク内に潜むゴーストたちを退治するという、日本初の実証実験を行っているスペースもありました。応募多数で参加申し込みがすでに締め切られてしまったようです、残念。

というわけで、こちら参考ムービーです。ジャンプスーツもかわいい!

あと個人的な心残りはこちら。一人だったので顔ハメ撮影ができず、ぜひ誰かしらと連れ立って行かれることをおすすめします。

他にもコンテンツが盛りだくさんのようです。(詳しくはこちら)12月8日までとのことなので、興味のある方は立ち寄ってみてください。

Profile

井上千穂Chiho Inoue フィーチャー・ディレクター。『Numero TOKYO』創刊時よりエディターとして主に特集を担当。2011年よりウェブマガジン「honeyee.com」「.fatale」の副編集長をつとめ、19年より出戻り現職。作り手の話を聞き、ものづくりの背景を知るとお財布の紐が緩みます。夜な夜な韓国ドラマに、休日は自然の中に逃避しがち。子連れ旅もお手のものな二児の母。

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