大人も夢中! 子ども向けボードゲームで楽しいおうち時間 | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

大人も夢中! 子ども向けボードゲームで楽しいおうち時間

子どもの保育園が休園になり、どうしようもなくヘトヘトな我が家でいま大活躍中なのが、完全アナログなボードゲーム。

こちらHABA社の缶入りゲーム「ニャーニャー」。ルールは「UNO(ウノ)」と同じなのですが、カードの意味が子どもにもわかりやすくネコの絵で描いてあります。残り1枚になったときは「ウノ!」ではなく「ニャーオ!」。手持ちカードがなくなったら「ニャオニャオ!」と叫んで、ネコの人形をひとつもらう。2歳の子はまだ理解できないので、カードを裏返して並べて神経衰弱をして遊んでいます。

かるたやトランプなどもそうなのですが、カードゲームって子どもが遊んでいると箱がすぐにボロボロになりますよね。これは缶入りでデザインも可愛いのでギフトにもおすすめです。大人でも、「ウノ!」が「ニャーオ!」に変わるだけでニコニコになれるので本当にギフトにおすすめ(2回目)。

お次もHABA社の「スティッキー」。太さの違う赤、青、黄のスティックをリングで束ねてバランスよく立て、サイコロを振って出た色のスティックを順番に引き抜いていくシンプルなゲームです。結構スリリングで、スティックを抜くたびに「おおおお〜っ」と盛り上がります。

最後は外出自粛中に迎えた上の子のバースデープレゼントとして「おうち時間楽しんでね!」という温かなメッセージとともにいただいたボーネルンドのドミノ。アーチ型のステップ、回転スイッチといった仕掛けがついていて、コース作りが捗ります。そして、ゴール地点でベルが鳴るとちょっとした達成感を味わえます。

幼子たちの世話をしながらのテレワーク、親は仕事が完遂できず(子は100%相手してもらえず)イライラしてしまいがちなのですが、息抜きにちょこっとのゲームで親子ともにストレス発散になっている気がします。そしてこれから、オセロ、スコットランドヤード、水道管ゲーム、人生ゲーム、ドンジャラ……と懐かしのボードゲームがまだまだ控えているなあ、と考えるだけでワクワク! な今日この頃です。

Profile

井上千穂Chiho Inoue フィーチャー・ディレクター。『Numero TOKYO』創刊時よりエディターとして主に特集を担当。2011年よりウェブマガジン「honeyee.com」「.fatale」の副編集長をつとめ、19年より出戻り現職。作り手の話を聞き、ものづくりの背景を知るとお財布の紐が緩みます。夜な夜な韓国ドラマに、休日は自然の中に逃避しがち。子連れ旅もお手のものな二児の母。

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