2021ベストコスメ☆メイクアップ Part1
“美しき透け感”が魅力のアイテムが多数ランクイン。くすみトーンもマットな質感も、透け感が肌なじみをアシストすることでより身近に。眉やまつ毛に、色のニュアンスを纏わせるのも今年のトレンド。
アイシャドウ部門
1位 シャネル/レ ベージュ パレット ルガール テンダー
優しさ、色香、幸せ感。すべてを満たすパレット
シャネルが“ヌード”を新解釈する、レ ベージュだからこその究極のソフトローズ。素まぶたが透けて見えるほどシアーで、どんな肌トーンにもマッチし、印象的なまなざしに。(選者/安倍、石井、神崎、友利、中川、松本、水越、MICHIRU、山本、佐々木)
「不安が残る時代の空気を一掃してくれるような、幸せニュアンスを色と質感で再現したよう。優しい笑顔が似合う人になれる!」(安倍佐和子さん)
「美しさという自信を纏える色、ツヤ、風合いに感動。単色で透明感。重ねるほどに深く、強く。どの角度から見ても圧倒的な美しさ」(神崎恵さん)
「ほんのりピンクを帯びたヌードの陰影は、どこかセンシュアル。ファッションやシーンを問わず自在に楽しめる」(松本千登世さん)
「ローズカラーのグラデーションはブレンドしやすく、華やかで幸福感のある目元に。アクセントとなるラメの煌めきが秀逸」(MICHIRUさん)
「オンラインの画面上でもリアルでも目元がくすむことなく美しく見える神パレット」(石井美保さん)
「大人っぽい色気のあるピンクメイクが完成。異なる質感の掛け合わせでいろんなパターンを満喫」(水越みさとさん)
2位 スック/シグニチャー カラー アイズ
重ねても、重ねても、濁ることなく輝きだけが深まるSUQQUならではのパールが秀逸。圧倒的な洒落感と使いやすさを兼ね備えた色たちは、デイリーにもオケージョンにも。(選者/安倍、石井、神崎、齋藤、友利、中川、楢﨑、MICHIRU、山本)
「主張するのになじむ発色はさすがスック。柔らかさのあるパールの光が、目元の透明感を高めてくれます。中でも02のオレンジブラウンは使うシーンを選びません」(中川知春さん)
「私自身もヘビロテしていますが、“お化粧難民”だった友達もハマったのが02。洒落ているだけでなく、汎用性の高いパレットだと思います」(田中里奈さん)
3位 スナイデル ビューティ/アイデザイナー
マットやパールなど質感豊富なアイパレットの中でも一番人気は、透けるくすみ色で洒落た陰影を生み出す07。今年のトレンドを存分に楽しめる。(選者/安倍、楢﨑、MICHIRU、佐々木)
「温もりのある色々にほんのりグレーを足したような、繊細な色気を感じるパレット。目元の骨格を際立たせながらモード感も楽しめて、一度で射抜かれたアイテム」(安倍佐和子さん)
アイライナー&マスカラ部門
色の気配を感じる、抜け感のあるまつ毛に
1位 アディクション/ザ マスカラ カラーニュアンス WP
表情に繊細なニュアンスをもたらすカラーマスカラ。鮮やかな色から、あえてまつ毛の存在感を消す色まで、マスカラの可能性を広げた色展開と、さりげないボリューム感も魅力。(選者/安倍、神崎、齋藤、中川、楢﨑、松本、美香、MICHIRU、山本、弓気田、JUNNA、水越)
「何気ないニュアンスを与えるだけではなく、アイシャドウと溶け込んで主張する色のバランスが絶妙。カラー展開も群を抜いて美しい」(美香さん)
「モードなのに硬すぎず冷たすぎず、眼差しのやわらかさや透明感は味わいつつも断然今っぽい。つけるたび、 『上手いね〜』と思わず唸る」(神崎恵さん)
「ひと塗りでニュアンスが出て、ハッとする洒落顔に。ほかにはないカラーでメイクが楽しくなる。ダマにならずボリュームアップする点も優秀」(山本未奈子さん)
「立体感とカラフルな彩りを添えて、まつ毛からキレイのスイッチを押されるよう」(安倍佐和子さん)
「003は抜け感と透け感のある目元を演出できるマスタードカラー。ほどよい束感とカール力も◎」(MICHIRUさん)
2位 シャネル/スティロ ユー ウォータープルーフ N
湿気や涙、皮脂に負けないタフさとメルティな描き心地を両立。マット、サテン、メタリック。多彩な質感と色で目元をプレイフルに彩る。(選者/石井、齋藤、楢﨑、松本、MICHIRU、山本、鷲巣)
「928はメタリックでスモーキーな赤みブラウンで、トレンド感を出しつつ上品な仕上がり。高発色、高密着で滲まないのもいい」(MICHIRUさん)
「芯がとても柔らかく、目元になじみやすい」(Junnaさん)
3位 アンミックス/アイラッシュライナー
ビューティクリエイター吉川康雄氏の新ブランドがランクイン。インサイドラインとして使いやすくするために、ツヤと薄膜仕上げにこだわったペンシルは、まなざしの吸引力を高める効果が!(選者/安倍、齋藤、松本、弓気田、佐々木)
「“線”は見えないのに“効果”は見える。“凛”とするのに“艶”もある。主張しないのに、アイシャドウにもマスカラにも負けない奥行きを演出」(松本千登世さん)
アイブロウ部門
ミニマムなブラシで繊細な立体眉をメイク
1位 アディクション/アイブロウマスカラマイクロ
ブランド史上最も細いブラシを採用し、どんな細い産毛もテクニックレスで逃さずキャッチ。ベージュ、アッシュ、ブラックなどニュアンスあるカラーバリエーションで、纏いたい雰囲気を楽々と。(選者/安倍、石井、神崎、斎藤、中川、楢﨑、松本、美香、MICHIRU)
「毛を1本1本、繊細にコーティングして立ち上げ、思い通りの毛流れをキープ。ふさっとした自眉のようなナチュラルさを、アイブロウマスカラだけで作れます」(中川知春さん)
2位 ジルスチュアート/ニュアンスブロウパレット
眉にニュアンスカラーを忍ばせる。2021年秋冬の眉ブームの火付け役的存在。まろやかなピンクをふわっと纏わせれば、表情全体が優しげに。(選者/神崎、齋藤、友利、中川、楢﨑、山本)
「絶妙なピンクブラウンの色味で簡単に旬なメイクが完成し、今日なんかいい感じだね、と褒められる確率が高いアイテムです」(友利新さん)
3位 セルヴォーク/インディケイトアイブロウマスカラ C
カラー剤を均一に眉に絡ませる処方で、簡単に眉に色をオン。セルヴォークらしいほどよくモードな色は、ファッションやハイトーンの髪色とのリンクもしやすい。(選者/安倍、石井、神崎、齋藤、楢﨑、山本)
「これをひとのせするだけで、今っぽい顔になれるのがセルヴォーク。この眉マスカラも、トレンドのカラー眉をさりげなく取り入れられる。女っぽいけど甘すぎない加減が絶妙」(楢﨑裕美さん)
Photos: Shinmei Stylist: Mafumi Text: Chiharu Nakagawa Edit: Naho Sasaki