Culture / Feature

著名人に聞いた「私の偏愛動物園」

動物好きのあの人は、どんな動物園が好きなんだろう? 彼らならではの視点を通して、動物との新しい出会いをくれる場所へ。※現在の展示内容と異なる場合もあります(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2019年7・8月合併号掲載)

2003年以降、6頭の赤ちゃんが誕生しているホッキョクグマ。現在は旭山動物園で暮らす人気者ピリカも円山動物園生まれ。
2003年以降、6頭の赤ちゃんが誕生しているホッキョクグマ。現在は旭山動物園で暮らす人気者ピリカも円山動物園生まれ。

札幌市円山動物園 @北海道/札幌

by 漫画家 瀧波ユカリ

Illustration:Yukari Takinami
Illustration:Yukari Takinami

札幌市民の憩いの場。寒い場所ならではの動物にも注目!

「命をつなぎ未来を想い心を育む動物園」を目指して、ホッキョクグマなど、絶滅の危機にある種を保護増殖し、動物園で健全な個体群を維持するとともに生息地の保全に関わろうとしている。「札幌市民にとっては、公園のようにとても身近な存在。『こんなに自分と違っていても同じ生き物だなんて不思議だし面白いなー』と思いながら楽しんでいます。わかりやすく可愛いんじゃなくて、ちょっとクセがあったり、面白い顔をしている動物が好き!」

生息数が激減し、希少動物となっているユキヒョウの繁殖にも成功。
生息数が激減し、希少動物となっているユキヒョウの繁殖にも成功。

冬にこそ魅力が増す動物たちを雪の中で見るのもオススメ。

住所/札幌市中央区宮ヶ丘3-1
TEL/011-621-1426
開園時間/9:30〜16:30(11〜2月は〜16:00)※最終入園は閉園時間の30分前まで
休園日/第2、4水(4、11月は第2水を含む週の月〜金も)
URL/www.city.sapporo.jp/zoo/

瀧波ユカリ(Yukari Takinami)
1980年、札幌市生まれ。2004年『臨死!!江古田ちゃん』で漫画家デビュー。『あさはかな夢みし』(講談社)、コミックエッセイ『ありがとうって言えたなら』(文藝春秋)、現在も連載中の『モトカレマニア』第1、2巻(講談社)も発売中。

よこはま動物園ズーラシア @神奈川/横浜

by お笑い芸人 田中直樹(ココリコ)

キリンやチーターなどが共存する「アフリカのサバンナ」ゾーン。
キリンやチーターなどが共存する「アフリカのサバンナ」ゾーン。

世界旅行ができる動物園

「生命の共生・自然との調和」をテーマに動物の暮らす生態系を植生まで再現。「自然の中でその生き物を見てる気分になれるので大好きです。動物と同じくらい、植物に関わるスタッフさんがいると聞いて感動しました」

国内ではここでしか見られないテングザル。写真はオス。
国内ではここでしか見られないテングザル。写真はオス。

「特に印象に残ったのはテングザル。オスは大人になるとテングのように鼻がとても大きくなり、大きければ大きいほどメスにモテるようです。ただ食事のときにはそれがじゃまになり、手でくいっと持ち上げながら食べたりするそうです。食べづらさよりもモテるほうを選んだテングザルが僕は大好きです」

オカピを日本で初めて飼育、展示。
オカピを日本で初めて飼育、展示。

住所/神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1
TEL/045-959-1000
開園時間/9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日/火(祝・休日の場合は翌平日)※臨時開園あり
URL/www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

田中直樹(Naoki Tanaka)
1971年、大阪府生まれ。お笑いコンビ・ココリコとして活動する傍ら、役者としても活動。代表作に映画『みんなのいえ』(2001)、『おかえり、はやぶさ』(12)、ドラマ『プリズンホテル』(17)ほか多数。『LIFE! 〜人生に捧げるコント〜』『ZIP!』などにレギュラー出演中。

名古屋市東山動植物園 @愛知/名古屋

by モデル・女優 菊池亜希子

真っすぐな動物たちに心救われる場所

コアラ初来日、イケメンゴリラのシャバーニなど話題に事欠かない動物園。「家族で何度も訪れている思い出深い場所。広々としていて、動物たちものんびり過ごしています。写真(下)はちょうど今の娘と同じぐらい(1歳半頃)の私と3つ年上の姉と母。ずっと動物は身近で、父にあきこは畜産センター(近所にあった)からもらってきたと教えられていたことをわりと本気で信じていたので、動物は他人とは思えません!」

住所/愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
TEL/052-782-2111
開園時間/9:00~16:30(閉園16:50)
休園日/月(祝・休日の場合は翌平日)
URL/www.higashiyama.city.nagoya.jp

菊池亜希子(Akiko Kikuchi)
モデルデビュー後、映画やドラマ、舞台、CMにて活躍。また、自身が編集長を務める書籍『菊池亜希子ムックマッシュ』がシリーズ10作累計43万部の大ヒット。著書に『みちくさ』『好きよ、喫茶店』シリーズなど。パーソナリティを務めるTBSラジオ『Be Style』が放送中。

雪印こどもの国牧場 @神奈川/横浜

by デザイナー 中山路子

人と動物の関係を身近に感じられる

身近な動物との触れ合いができるスポット。「美智子さまのご成婚の際に子どものために作られた場所で、度々訪れています。羊や牛、ウサギなどがいて乳しぼり体験や2歳から1人で乗馬体験も可能です。動物に触れることで、生きた動物の存在を身近に感じることができます。動物と人間が一緒に生活している姿を目の当たりにすると、彼らは大切な仲間だとあらためて実感。動物たちのきれいな目に癒やされますね」

住所/神奈川県横浜市青葉区奈良町700
TEL/045-961-2111
開園時間/9:30~16:30(7、8月は〜17:00)※最終入園は1時間前
休園日/水(祝日の場合開園)
URL/www.kodomonokuni-bokujyo.co.jp

中山路子(Michiko Nakayama)
2007年、ミュベールを立ち上げ。12年からはカジュアルラインのミュベールワークも展開し、コンセプトショップ「ギャラリー ミュベール」をオープン。17年に新ブランドMを発表、ギャラリー兼ショップをスタートした。

井の頭自然文化園 @東京/武蔵野

by ミュージシャン 坂本美雨

家族で気軽に楽しめるのがうれしい

「リスの小径」や「モルモットふれあいコーナー」が人気。淡水の水辺の生き物を紹介する水生物園も。「娘が2歳のときに初めて訪れ、可愛いリスが自由に暮らしている姿(写真上)に娘も大コーフン! モルモットとも触れ合いました(写真下)。小さな遊園地もあり、初めてメリーゴーランドに乗ったのもここなので、思い出深いです。張り切って動物園に行くぞ!というよりは、ゆったりとしたお散歩気分で家族で楽しめます」

住所/東京都武蔵野市御殿山1-17-6
TEL/0422-46-1100
開園時間/9:30~17:00(入園は16:00まで)※変更の場合あり
休園日/月(祝・休日の場合は翌平日)

坂本美雨(Miu Sakamoto)
青森県生まれ、東京、NY育ち。1997年にデビュー。ソロ活動のほか、おおはた雄一とのユニット「おお雨」としても活躍。著書に『ネコの吸い方』など。JFN系全国ネット『坂本美雨のディアフレンズ』のパーソナリティを担当。

旭山動物園 @北海道/東旭川

by フォトグラファー 在本彌生

“行動展示”の先駆けで一躍全国区に

動物の本来の特徴を最大限引き出す展示方法を取り入れている。「2回ほど訪れていますが、その時のオフショットです。暑い国に生息する動物のキリンが雪を食べていて思わず撮影(写真上)。旭川は雪が多いので。あとは名物のペンギンの散歩の様子です(写真下)。動物の好きなところは、弱くて強いところ。生きるために生きて、生き抜くことが目的です。そういう意味では、動物園の動物たちはちょっと飼い慣らされているかも…?」

住所/北海道旭川市東旭川町倉沼
TEL/0166-36-1104
開園時間/9:30〜17:15(10月16日〜11月3日は〜16:30)最終入園16:00 ※11月11日以降はHP参照
休園日/11月4~10日
URL/www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo

在本彌生(Yayoi Arimoto)
東京都生まれ。2006年よりフォトグラファーとして活動。雑誌や書籍、広告、展覧会などで写真、映像作品を発表している。近著は写真集『わたしの獣たち』(青幻舎)、『熊を彫る人』(小学館)。www.yayoiarimoto.jp

須坂市動物園 @長野/須坂

by コラムニスト・イラストエッセイスト 犬山紙子

親しまれ愛される動物園

スタッフによる工夫や動物との近しさで人気。「ノスタルジーを感じるところが好き。子どもの頃に動物園で感じた“あの気持ち”を再体験できます。冬はカピバラが風呂に浸かっていて(写真上)、『♪ババンバ バン バン バン』ってまさかの音楽付き。じゃんけんに勝つと一緒に写真を撮れるイベントもある。園内は昭和そのもの、初心に帰る場所です。動物は抱いたとき“ぬくい”、これに魅力が尽きると思います。生命の愛おしさです」

住所/長野県須坂市臥竜2-4-8
TEL/026-245-1770
開園時間/9:00~16:45(入園は16:00まで)
休園日/月曜(祝・休日の場合は翌平日)※4、5、8月は除く
URL/www.city.suzaka.nagano.jp/suzak

犬山紙子(Kamiko Inuyama)
1981年生まれ。2017年に第1子を出産、1児の母に。執筆活動や『スッキリ』などテレビやラジオのコメンテーターとして幅広く活躍。児童虐待をなくす活動「#こどものいのちはこどものもの」を発足、つらい子どもやお母さんをなくしたい一心で活動中。

Edit&Text:Sayaka Ito, Aika Kawada

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