著名人に聞いた「私の偏愛水族館」
動物好きのあの人は、どんな水族館が好きなんだろう? 彼らならではの視点を通して、動物との新しい出会いをくれる場所へ。※現在の展示内容と異なる場合もあります(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2019年7・8月合併号掲載)
のとじま水族館 @石川/能登
by タレント 壇蜜
生き物たちとの触れ合い体験が充実
能登半島近海に回遊してくる魚を中心に飼育し、ジンベエザメを間近に見ることができる。イルカなどの生き物とも触れ合える参加型水族館。「大好きだった金沢在住の元カレと行った思い出の場所であり、初めてイルカに触った場所。イルカは触るとゴムっぽくて感動しました。触れることでヒトデにも親しみが湧きました。水族館に行くと、できるだけ地味な魚、名前が長い魚を見たり覚えたりして帰っています。すみだ水族館のビワコオオナマズも好きで、もう2年ほど携帯の待ち受けにしているんです」
住所/石川県七尾市能登島曲町15部40
TEL/0767-84-1271
開館時間/9:00〜17:00(冬季は〜16:30)※入館は閉館の30分前まで
休館日/無休
URL/www.notoaqua.jp
壇蜜(Mitsu Dan)
1980年、秋田県生まれ、東京都育ち。大学卒業後、冠婚葬祭の専門学校に通い、和菓子工場や銀座のホステス経験を経て2010年グラビアデビュー。女優としても活躍。『壇蜜ダイアリー』など著書も多数。最新写真集 『モナリザ―雫―』『モナリザ―結晶―』(ともに講談社)が発売中。
サンシャイン水族館 @東京/池袋
by アーティスト キム・ソンへ
大都会の屋上に浮かぶ、生き物の楽園!
ご存じ、天空のオアシス。大人気の特別展は必見。「子どもたちと何度も訪れている場所。マニアックな特別展も開催していて、珍しい生き物にも出会えます。お目当ての一つはクラゲ(写真上)で、半透明でひらひらの美しい姿がライトアップされていてとてもきれい。子どもの頃に犬をたくさん飼っている親戚の家に遊びに行って以来、動物好きに。地球上でともに生きる素晴らしい仲間なので、愛を持って接したいです」
住所/東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
TEL/03-3989-3466
開館時間/9:00〜21:00 ※最終入場は終了1時間前まで(再入場は終了30分前まで)
休館日/無休
URL/sunshinecity.jp
キム・ソンへ(Songhe Kim)
1982年、東京生まれ。2005年、セレクトショップLovelessで展示したシャンデリア作品が注目を集める。16年に初作品集『TROPHY』を刊行。ぬいぐるみやアメリカントイなどをコラージュした作品を制作している。
鴨川シーワールド @千葉/鴨川
by モデル 麻宮彩希
シャチのパフォーマンスは圧巻!
シャチをはじめとした海の生き物と出会える。「最大の魅力はレギュラーで開催しているダイナミックなシャチのパフォーマンス。シャチが好きな理由は、海の王者で柄がかっこいいところ。彼らが集団で行う狩りは、生きるためだけでなく遊びとしてすることも。そんな狡猾な部分がまるで人間のようでハマりました。その半面、ドジで愛くるしさもある。パンダも好きで、中国の友達がいる四川まで会いに行くことが目下の楽しみ」
住所/千葉県鴨川市東町1464-18
TEL/04-7093-4803
開館時間/9:00〜17:00(季節・曜日により異なる)
休館日/不定休
URL/www.kamogawa-seaworld.jp
麻宮彩希(Saki Asamiya)
1994年生まれ、東京都出身。身長172cmとモデルとしては小柄ながら数々の雑誌やCMなどで活躍。出産のため休養期間を経て活動を再開した。国内外の映像作品にも出演し、演技にも定評あり。
新江ノ島水族館 @神奈川/藤沢
by フォトグラファー 永瀬沙世
イルカやウミガメも伸び伸び過ごす
江の島が後ろに見える、絶好のロケーションが魅力の水族館。「ブルージェリーというクラゲが海で自由を謳歌している姿と名前がゼリーのようだったのが印象的です(写真上)。質感もみずみずしくぷるぷるで魅力的。いったい何者?と思った動物はジュウモンジダコ(写真下)。アザラシの柄のソフトクリームなどユーモラスな企画は、職員さんも楽しんでいるのが伝わってくるのがいい。水族館までの景色も好きで、道中も楽しみの一つ」
住所/神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
TEL/0466-29-9960
開館時間/9:00〜17:00(3〜11月)、10:00〜17:00(12〜2月)※最終入場は1時間前
休館日/無休
URL/www.enosui.com
永瀬沙世(Sayo Nagase)
東京を拠点に活動するアーティスト、写真家、ヨモギブックス主宰。2017年「THE VOID」をGALLERY 360°で、18年に「Milky Way 天の川」を360°で発表、同題の写真集も発売。 www.nagasesayo.com