※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです
ミラノコレクションが終わり、パリに移動。
今シーズンのヨーロッパはなかなか暖かく天気も良く、一安心。
この時期、お洒落ジャーナリストがこぞってお洒落に意気込む毎日なのに、
雨とか雪とか降った日にゃ、買った靴もどろどろで、セットした髪もだいなしで、
オシャスナ隊(お洒落スナップ隊のこと!)も雨と傘まみれの中、
お洒落な人もそうでない人もごちゃごちゃしていて、
なんだかわけのわからないことになっちゃいます。とりあえずは晴れてて良かった。
今シーズンのミラノは、80’s、Rock Chic、Glam Rock、Victorian Rockという感じで、元気です。
色は、暗めが多かったりもするのですが、パンチが効いてて何よりもリアルクローズ。
近年の経済不況を乗り切るために、みな、リアルにGO!GO!GO!という感じ。
エディターやジャーナリストのお洒落度が若干おとなしめな感は否めませんが、
やっぱりミラノ~パリコレクションは、栄養素満点です。
そしてそして、ショッピング欲がめらめらと燃え上がります。
私が見つけたマストハブアイテム from Milanoコレクション。
まずはBottega Veneta。
Bottega Veneatはショウも素敵で、ドレスもノドから手がでるほどに欲しいアイテムですが、
まずは気分を味わいたい私のような人には、アクセサリーをお薦めします。
今シーズンは、アクセサリーがスタイリングの主役と言っても過言じゃないほど、
重要なポジションです。
素敵なネックレスが一点あるだけで、気分先取りです。とにかく大きめがお薦めです。
次はMarni。
Marniもショウは相変わらず愛らしかったですね。
今シーズンのショウでジャーナリスト評を集めたのがPrada。完成度抜群のショウでした。
ショウ会場も一新し(場所は同じだったのですが、やぐらのようなものが組まれていて)新鮮でした。
写真は展示会より。
エリマキトカゲのような様相ですが、靴とバッグです。
このような主張の強い靴が大流行り?になるようで、たくさんのデザイナーが主張ある足下を提案。
靴は派手に、もしくは長~~~いロングブーツでスリークに飾るのが注目のスタイルです。