上海万博だより。 | Ako Tanaka
Ako Tanaka

上海万博だより。

上海に行ってきました。

Christian DiorのPlaza66 Boutiqueのオープンイベントと、

2011年Cruise Collection & Lady Blue Partyのためです。

初日、上記イベント、Plaza 66 Boutiqueオープニングイベントが夕方スタートということで、

それまでの空き時間を使って、上海万博を堪能すべく、希望者のみバスに乗り込む。

まずは中国館。もちろん一番大きくて、威圧感があります。

中国館の前で記念撮影。

左から、家庭画報の秋山編集長、WWDジャパン山室編集長、私、婦人画報の出口編集長、

25ansの十河編集長、Preciousの吉川編集長。

その後は、別の意味で話題になっている北朝鮮館へ。

中はほとんど何もありませんでした。

平壌広場にある塔と噴水ぐらいです。それもかなりハリボテの。

あとは公式グッズ売り場。

話題になっている、小泉元総理と金正日総書記がツーショットで並ぶ切手を購入。

切手の中身はNumero TOKYO本誌で紹介しま~す。

パビリオンの中を観たのは、北朝鮮館のみ。

あとは駆け足でパビリオンの外観だけをとにかく見て回る。

 

日本館は、長蛇の列ができていたのですが、

パビリオンの外観はアニメにでてくる生き物のようです。

どうやら繭をイメージしているそうですが、

もう少し良くできたはずなのにね~・・・と一同、落胆。

 

一方、大韓民国館は立派です。

アーティスティックなアプローチで、お国柄を上手く表現しています。

 

アジア地区を後に、バスで5分ほど揺られて、ご一行はヨーロッパ地区へ。

さすがはヨーロッパ! 栄えています。人も多い。

フランス館。く~っ! かっこいい~♪

建築家のジャック・フェリエが手がけています。

 

スイス館は数億円かかったそうです。

 

ドイツ館。さすがBauhaus発祥地。かっこいいっすね~♪

 

オランダ館。ジョン・クルメリング。

 

そしてこの万博でパビリオンの話題を独り占めしているのが、こちらイギリス館。

もやもやして写真にも映りません。

トーマス・ヘザーウィック作のこの建物は、6万本のアクリルファイバーが覆い尽くしていて、

風が吹くとゆらゆらゆれているようにも見え、かなり不思議物体建築です。

アクリルファイバーの先には赤い種子が配され、未来への息吹が秘められているとか。

もっとアップで!

それでもやっぱり映りません。

パビリオンの前で、ピンクの衣装をつけた二人のカップルが、

大袈裟リアクションで、パフォーマンスを見せていました。

長い待ち時間のお客様を飽きさせないようにという、

ちょっとした気配りなのでしょうね。

待望のイギリス館を観た後は、帰路へ。

しかしですね~、敷地が異常に広くって(大阪万博の5~7倍?)、

人が入っていてもゆったりしていて、

盛り上がってるのかどうなのかが、いまいち良くわかりませんでした。

が、人気パビリオンは並ぶのを覚悟で挑んでくださいませ。

あと、中国の方は隙間があれば入っていらっしゃるので、

皆さま並ぶ際そには、お気をつけください。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
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