SEKAI NO OWARI ∞ End of the Worldの舞台裏、公開します | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

SEKAI NO OWARI ∞ End of the Worldの舞台裏、公開します

かねてからずっとラブコールを送り続けてきたSEKAI NO OWARIが、End of the World として世界進出されるという情報をキャッチし、念願叶って、ようやくご一緒できるタイミングがやってきました!! 長く待った甲斐があり、表紙撮影の依頼もご快諾いただき、とてもとても素晴らしい仕上がりになりました!

前日、”The Colors”ツアー@幕張メッセにもお邪魔をして、SEKAI NO OWARIの凄さを改めて実感した翌日、都内スタジオにて撮影が行われました。 こちらは、ライブのあとバックステージへご挨拶にお邪魔をした際の一枚。娘も大ファンだったので、4人の凄さとFUKASEさんの色っぽさに悩殺されていました(笑)。 飛び抜けた才能と、圧倒的なスターとしてのオーラを放つFukaseさん。紅一点でありながら自身のペースを崩すことなくメンバーに寄り添い包み込むSaoriさん。常に冷静に、全体を見渡し引率していくSEKAI NO OWARIの頭脳的存在Nakajinさん。そしてこの人なくしてこのメンバーは完結しない、静かだけど大きな存在感を放つDJ LOVEさん。

撮影は、4人がそれぞれ自由に表現しているにも関わらず息もぴったり合い、立ち位置、目線、ポーズのすべてが、絶妙なバランスで仕上げられていくのです。

この4名が奇跡的に知り合い、今の素晴らしい楽曲が生まれていると思うと、引き寄せられた彼らの運命に深く感謝をせずにはいられません。セカオワハウスで苦楽を共に過ごしてきた仲間は、10年の時を経て世界へ飛び立とうとしています。

撮影当日は海外デビューの日で、海外チャートでグイグイ順位を上げ、すごい反響がある様を同じ時空間で味わうことができ感涙の極みでした。撮影終了後、事務所の方からメンバーのみなさまにお祝いのケーキが届きました。残念ながらSAORIさんが出発された後だったので、お写真は3名のみです!

Fukaseさんのロングインタビューにもあるように、ずっと温めてきたEnd of the Worldデビューは紆余曲折もあり、その間に英語の発音をさらにアップデートしたいという希望から数回録り直しを重ねるほどの熱の入れようとなり、このタイミングでようやく機が熟したそうなんです。

音を聴いた瞬間、まるで海外アーティストの楽曲!と驚いてしまったほどのレベルの高さ。さすがSEKAI NO OWARI、さすがEnd of the World!!! 常に最高級の仕上がりです。

「End of the Worldは、SEKAI NO OWARIとはまったく異なるものです。なので、セカオワ変わったな〜なんて思わないでくださいね、」とインタビューの最後に、Fukaseさんが結んでくれました。素晴らしいビジュアルとインタビューを、ぜひご高覧くださいませ。

End of the World がカバーの特装版はこちら

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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