田中杏子のプライベートスナップ「気分が上がる、グラフィカルなアイテム」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「気分が上がる、グラフィカルなアイテム」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2021年7・8月合併号掲載)

相変わらず遠出はできませんが、引き続きグラフィカルなアイテムや派手なカラーで気分を上げています。コンフィーなウェアもゲットしたので、気分が沈みがちな梅雨も楽しく乗り越えられそう☆

2020年に登場したア ベイシング エイプ(A Bathing Ape) × コーチ(Coach)のクロスボディバッグ。コーチのモノグラムパターンに実は隠れベイプがいるのがとってもユニークなんです。カラフルなのも気に入っていて、ずっと愛用しています。 

146号でご紹介したサカイ(Sacai)の赤いドレスをメインにコーディネート。シースルーに胸部分だけレースブラがアタッチされていて、久しぶりに大胆なデザインを着て気分が上がりました。サカイのプラットフォームブーツと、エトロ(Etro)のバッグをプラス。バッグは、ピンクベースの華やかな柄で全体のアクセントにしています。

スタイリストの馬場圭介さんのお店「カウンシル フラット1」で見つけた、ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア(Vivienne Westwood ANglomania)のスリーブレスタンクトップ。未確認動物のイェティ(雪男)のイラストをプリント。チェーンとリボンのパンクな装飾がいまは気分!

話題になったジーユー(GU) × アンダーカバー(Undercover)で見つけました。人気の転写ポーチに、キュートなダンボがお目見え! ダンボが耳を広げた正面カットは珍しいので、思わずゲットしました。こちらもジーユー × アンダーカバーのシースルーソックス。赤いバラと青い鳥の刺繍入りで、アンダーカバーらしい毒っ気あるメルヘンテイストがお気に入り。

バレンシアガ(Balenciaga)のパーカーは、ショルダー部分がシャカシャカ素材、ショルダーより下はデニム素材という異素材使いがお気に入りポイント。大きめのフォルムなので、細身なクロップドパンツやミニスカート、ロングワンピースとスタイリングをしています。

こちらはバレンシアガのメンズからカーゴパンツの一番小さいサイズをチョイス。カーゴパンツなど、ワイドサイズのパンツは今年のトレンドですが、履きやすいので本当に重宝します。

私が始めた新しいプロジェクト「ラビトン(rabbiton!!)」。驚いたり、大好きなもの or ことに、「!!(ビックリマーク)」をつけていくプロジェクトで「!!」がうさぎに扮したマークは、デザイナーのBuggyさんに手掛けてもらいました。初回はカラーとコラボレーションして、黒ver.と赤ver.のTシャツをローンチしました。今後はこのプロジェクトで社会福祉や動物愛護の取り組みもできていけたらいいなと思っています。

この日は、ラビトン(rabbiton!!)のTシャツとバレンシアガのカーゴパンツ、サカイのブーツ、そしてボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のサングラス&バッグを。バッグのオレンジでビビッドな色をいれて、私的にYOUさんがスタイリングしそうなコーディネートにしました。

サカイの2021年春夏コレクションのブーツをゲット。もともとサカイのプラットフォームブーツは大好きなのですが、これも背を高くしてくれるし、安定感があるので、さっそくヘビロテしそうです。意外と重くないのも♡

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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