田中杏子のプライベートスナップ「収集中のブラックアイテムをご紹介」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「収集中のブラックアイテムをご紹介」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2021年6月号掲載)

今回はブラックをメインにアイテムをご紹介。レディでもカジュアルでも、ブラックコーデにはきらっと光るものや、ビビッドやグラフィカルなアイテムに合わせるとグッドなので集めています。

フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)のリブニットトップ。ショルダーがアシンメトリーになっていて、緩く着やすいのが好き。シルバーのいびつなボタンが◎ ペプラムウエストのデザインも可愛くて、細身のスカートやデニムに合わせたいです!

サカイ(sacai)のリブ編みニットのミニワンピは、服の中にシースルーのチュールペチコート付きで裾からチラっと見えるのがお気に入り。139号では、パンツと合わせていましたが、今回は春らしく素足にブーツを履いて、135号でご紹介したロエベのバッグと、G.V.G.V.のラウンドピアス、アン ドゥムルメステールのレッドバングルを合わせて、オールブラックに程よい肌見せと赤い差し色をポイントにしました。

ドルチェ & ガッバーナ(Dolce & Gabbana)のアイウェア。フレームなしのデザインがマスクと好相性! インパクトある強さがお気に入りです。

ラストフレーム(LASTFRAME)はメイドインジャパンにこだわり、伝統技術にフォーカスして独自のデザインを展開しているので、応援したいブランド。プリーツとブロッキングのデザインがお洒落で、伸縮性と軽さも兼ね備えていて持ち歩きしやすさも好き。

ニューバランス(New Balance)のスニーカーは、とにかく今年のラッキーカラーのシルバーなのが嬉しい。お家時間が長くなったので、歩くことをとても大切にしています。足元にシルバーを持ってくれば、スタイリングのアクセントになるし、幸運なことへと導いてくれそう!?

板谷由夏さんが手掛けるブランド、シンメ(SINME)からドットドレスをゲットしました。ポルカドットが今すごく気になっているので、即決! 春から初夏にかけてさらりと着たい、大人なリラクシングドレス。

ブラックパールは今年のラッキーアイテムと聞き、母親のワードローブから拝借中です。レディな気分の時に合わせています。

こちらも母親のヴィンテージから。きらきらとしていて、ぷっくりしたハートシェイプがお気に入り。

コロナでなかなか着られなかった、プラダ(Prada)のグレードレス。この日は地中海のイタリアンマダムをイメージ。ディオール(Dior)のフィッシュネット付きヘアバンドと、ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)のバッグ、そしてカサデイ(Casadei)のプラットフォームシューズを合わせました。シューズの色に合わせて、リップにレディなレッドを効かせています。

ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)のカスタムメイドTシャツ。私の好みに合わせて、ボディの色、白い襟、さらにそれに重ねたゴールドの鍵編みレース、カフとヘムに同じフランスのブラックレース、それらをつなぐビスのサイズと色をチョイス。ビスは生地裏で肌に直接触れないような作りになっているので、着心地も抜群! 布の廃棄と着心地を重視した仕組みを採用しているのもさすがです。ブランドの公式HPからカスタムオーダーできるので、おすすめ★

マルチファンクションポーチバッグの「ディオール カーロ」。スマホケースに、コインパースがついていて、小物を一気に収納して持ち歩けるのが嬉しい!

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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