田中杏子のプライベートスナップ「新旧アイテムのミックスでトレンドを満喫」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「新旧アイテムのミックスでトレンドを満喫」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年6月号掲載)

昔から愛用している服と新たにゲットしたアイテムをミックスさせてアニマル柄やシャイニー素材といった、トレンドのスタイルを作るのが楽しいこの頃。コロナ対策でおうち時間に愛用している服や小物もご紹介します! 136号でもご紹介したバレンシアガ(Balenciaga)のスカーフ付きニットに、かなり前にゲットしたセリーヌ(Celine)のシャイニーなデニムと、ポップなディスコ気分のルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のミニショルダーバッグを合わせて。綺麗なヴィヴィッドカラーとシャイニーなものを合わせたいという、今季の気分を体現しました。

コーチ(Coach)のショルダーポーチバッグ。初代のデザイナーであるボニー・カシンの時代を彷彿とさせるようなヴィンテージなデザインがお気に入り。シンプルにTシャツやデニムを合わせて、カジュアルに楽しみたい。

小物までもトレンドのアニマル物が気になってしまい、ファーフェッチでポチったサンローラン(Saint Laurent)のカードケース。小さいけれど、メタリック素材で目立つから可愛い♡

ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)のドレス。やはりレオパードパターンは今の気分なので、クローゼットから昔買ったのを引っ張り出して着ています。シャーリングが効いていて、着やすいのも嬉しいです。

セリーヌ(Celine)の「16」シリーズのハンドバッグ。上のような派手なパターンのドレスには、かっちりバッグでレディなシックさをプラスしたい。

ザ・ロウ(The Row)のサンダルは華奢なストラップで足元を美しく見せてくれるのに、履きやすいのが◎ 夏が近づいてきたので、ペディキュアをして素足で履けるのが楽しみです!

プラダ(Prada)の「#PradaAcronyms」キャンペーンのパーカー。本当はそれぞれのアルファベットを頭文字からメッセージを考えて、マジックで直に書かなければいけないのですが……。私はもったいなくてそのまま愛用中です。

バーバリー(Burberry)のブラウスにトム ブラウン(Thom Browne)のタイとジャケットを。さらに、今回のパリで購入したセリーヌ(Celine)のデニムパンツと136号でも紹介したサンダルを合わせて、私流のパリジェンヌなセリーヌスタイルの完成です。

#Stayhomeの重宝ウェアとなっているのが、リラクシングウェアブランドのコハン(Cohan)のセットアップ。タレントのYOUさんとのコラボレーションで、ビスチェ、パンツ、カシュクールスタイルのスリーブレストップ、そして最後にパーカーを羽織って、あっという間に楽チンスタイルに。

能作の箸置きと壁掛けの花器。それぞれそのままでももちろん使えますが、写真のように組み合わせて立ち花器にも! スズの素材でできているので水を腐らせず、お花を綺麗に咲かせておけます。

スマイソン(Smythson)の2020年のスケジュール手帳。こういう情勢でおうちで過ごす時間が増えたので、ダイアリーを付け始めました。その日の出来事やちょっとした体調の変化などを書き留めています。やはりペーパーのクオリティーが良いので、書き心地が抜群で気分が上がります。

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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