田中杏子のプライベートスナップ「これまでの私とはひと味違ったアイテム探しに夢中!」|Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「これまでの私とはひと味違ったアイテム探しに夢中!」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2024年5月号掲載)

最近、これまでの私とはひと味違ったアイテム探しに夢中! コーディネートの幅が広がる被り物やスニーカー、アイウェア、アクセサリーなど…ファッションの新たな境地を開拓中です。

ケイティのニットジャケットは、重厚感のある素材と、赤とゴールドボタンの組み合わせがレトロでお気に入り。ざっくり着られて、最近は娘と兼用で楽しんでいます♡

 

最近、私の中で被り物がかなりブームなのですが、キャップ以外にも何か楽しめないかな? と思い、スカーフの巻き方も試行錯誤中。巻き方によって雰囲気がガラッと変わるので新たな楽しみを見つけました。この日はサカイのドットのセットアップにディオールのブックトートを合わせた綺麗めスタイルだったので、アウターは、サカイとノースフェイスのコラボジャケットをスタイリングし、程よく抜け感を演出しました。足元もお馴染みのサカイのブーツです。

 

「ジェントルジェリー」というグミの袋に入って届いたのは、ジェントルモンスターの新作アイウェア。斬新なアイデアが可愛すぎます。サワーパウダーがついたデザインのものや、食べられそうな程リアルなカラーリングで、見ているだけで楽しい気分に。どうスタイリングするか、思案中です。

 

とにかく万能なディオールのブックトート。PCも入るちょうどいいサイズ感で、とても軽いので仕事バッグとしてもヘビロテ中です。ディオールらしい上品で洗練されたデザインもお気に入り。

佐田真由美さんのエシカルブランド「ニーミー」のニットセットアップは、100%カシミヤでとっても着心地が良く、ルームウェアとして愛用しています。「体にも環境にも優しく」をコンセプトに掲げており、今後も大切に着続けることで、私もサステナブルに貢献していきたいと思います。

 

暖かい日が増えてきたので、首元にパールがついたミュウミュウのトップスを主役に、春らしいスタイリングにしました。ボトムは1枚目のスタイリングでも着用しているサカイのセットアップ。別々で着用すると、合わせるアイテムによって全く異なった印象にしてくれるのでとてもお気に入りです。靴はミュウミュウのサンダルですが、可愛らしくなりすぎないようソックスも履いています。バッグはロエベ、アイウェアはグッチのもの。洋服が落ち着いた色合いなので、小物で色味をプラスするのも最近の気分です♪

 

70年代に誕生したアディダス初のランニングシューズ「SL 72」が復刻を遂げて新登場したそう。最近、目標を決めてなるべく歩くように意識していて、スニーカーを履く機会が増えたのですが、その中でも出番の多い一足。付属の5色のシューレースで変化をつけて楽しみたいです。

田中杏子のプライベートスナップ


Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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