田中杏子のプライベートスナップ「私なりのクワイエット・ラグジュアリーを研究中」 | Numero TOKYO
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田中杏子のプライベートスナップ「私なりのクワイエット・ラグジュアリーを研究中」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2023年11月号掲載)

暑い日々が落ち着いて、秋のムードにシフトチェンジ。季節の境目なので、気温に合わせてスタイリングをしていますがこの秋、すでに気になる素材や柄、ジャケットなどのアイテムをチェック済み!シンプルだけど、ディテールの効いたアイテムで私なりのクワイエット・ラグジュアリーを研究中。

肩のボリュームギャザーが可愛いマイランのトップ。マイランらしい美しいフォルムがお気に入り。秋にはレーストップやロンTとレイヤードして着ようと思っています。

マイランのトップを主役にスタイリング。秋を先取りしたく、グッチのチェック柄パンツを合わせて、ヘビロテしているミュウ ミュウのブラックシューズでまとめました。ロエベのスウェードバッグをクローゼットから引っ張り出し秋ムードを追加♪ いつものグッチのメガネ、ハートのヴィンテージネックレスでフェミニンに仕上げました。 

ウエストと袖口のドローストリングで女性らしいシルエットになるミュウミュウのナイロンミニドレス。1枚でキマるので、タイツとブーツを合わせて秋のスタイリングを楽しみたいです。

モスグリーンの紐とビーズでできたジュエリーは母から受け継いだ大切な物。クワイエットラグジュアリーな服に一点投入したい気分です。

ゴールデングースのバーガンディ色のセットアップは、パリのファッションウィークで楽しみたいと思っています。ゴールドのエンブレムボタンが可愛いダブルテーラードジャケットと、タックが大きく入ったシルエットのパンツで旬なスタイルになること間違いなし。色で遊ぶプレイフルでモードなスタイリングを楽しみたいです。

 

ルイ・ヴィトンのトップとバッグをマッチさせ、ロエベのデニムでストリートな雰囲気のコーディネートにした日。お気に入りのサカイのブーツはこの秋も欠かせないアイテムです。以前も紹介したことのあるアイテムですが、マイヴィンテージの組み合わせを楽しんでコーディネートしています。 

イザベル マランの人気な「オスカン ムーン」ショルダーバッグ。半月型のフォルムがシンプルで、体にフィットして容量も入るので重宝しています。これからもヘビーユーズしちゃいそう。 

ジミー チュウのリキッドメタルレザーを使用したゴールドで華やかなミュール。細身のストラップと程よいヒールの高さで足を綺麗に見せてくれる優れもの。あえてゴールデングースのバーガンディ色パンツやデニムに合わせて洗練されたカジュアルなスタイリングにしたいです。

田中杏子のプライベートスナップ


Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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