ファッション・エディター清原あいかのCOACH NEW YORK TRIPレポート前編 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

ファッション・エディター清原あいかの
COACH NEW YORK TRIPレポート前編

COACH
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1941年、ニューヨーク・マンハッタンの小さな工房で誕生したCOACH。今年で創立75周年を迎え、その記念すべきYEARのグランドフィナーレとして、PRE FALL 2017 のランウェイショーが開催。わたくしファッション・エディター清原あいかがニューヨークに飛んで参りました✈✈!

アクセス抜群のニューヨーク57丁目にあるTHE QUINホテルに無事到着! お部屋に入ると、可愛いTレックスの「Rexyちゃん」(実は女の子❤️)のインビテーションがお出迎えしてくれました❤️ イニシャル入りでとっても気分があがります!!

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今回のTRIPの相棒は、COACHのホワイトレザーのチェーンバッグ『ディンキー 』に。シンプルなボディの内側には、がま口型の”キスロック”があって、収納力抜群。旅にぴったりなバッグなのです!

ホテルに荷物を置き、さっそくCOACHのアクティビティに参加させていただきました!

ニューヨークのハイラインにこの夏新しくオープンした高層ビルの商業施設、Hudson Yards内にあるCOACH本社へ!! ニューヨークの新名所に本社があるなんて、さっすがCOACHさんです✨

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まずは、COACHの歴史的なバッグのアーカイブが並ぶアーカイブルームに案内していただきました。上の写真は、COACHで一番初めに作られたハンドバッグ。1960年代に登場したものだとか。もともとCOACHは、野球グローブのように使い込むほどにしなやかさが増すレザーからインスパイアを受けグラブタン・レザーを開発した、という歴史があるそうなので、このバッグもなんとなく野球っぽい雰囲気が漂います。

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今でもオシャレに持てそうな”ザ・ニューヨーカー”なシンプルなバケツ型バッグを発見! これは、1973年に発売するやいなや、ファッション・エディターの間で評判を呼び、たちまちヒット、幾度となくリニューアルされてきた伝説の『THE DUFFLE』の原型だとか。原型の段階ですでにパーフェクトな美しさです✨

60年代の初代デザイナーBonnie Cashinの作品や70年代〜の作品たちのカタログが。Bonnie Cashinさんは、1956年の映画『王様と私』の衣装も担当していたという偉大なお方。しかもなんと女性なのです! 「アーカイブルームにないバッグを探しに行くのは、宝島の地図を見て宝物を見つけにいく冒険家のようだ」とアーキビストのJed氏。

この他にも、いま見てもキャーっ欲しい!って思うバッグたちがいくつもあったのですが、写真NG…。特に、1980年代初期のユナイテッド航空のキャビンアテンダントの公式ユニフォームバッグには、ファッションヲタク心がざわついて大変でした。Jed氏のように、わたしもバッグを探す旅に出たいものです。

次は、COACH本社内にある
アトリエに潜入!

Profile

清原愛花Aika Kiyohara コントリビューティング・ファッション・エディター/スタイリスト。大学時代よりさまざまな編集部を経て、2009年より『Numéro TOKYO』に参加。田中杏子に師事後、独立。本誌ではジュエリー&ファッションストーリーを担当。フリーランスのスタイリストとしては、雑誌や広告、女優、ミュージシャンの衣装を手がける。最近は、愛犬エルトン・清原くん(ヨークシャテリア)のママとして、ライフをエンジョイ中。Instagram @kiyoai413

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