Culture / Post
マリメッコの歴史を辿る国内初の大型展覧会が東京・渋谷に巡回中。
ファブリック ≪ウニッコ≫(ケシの花)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年 Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964
フィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコの国内初の大規模な巡回展が東京・渋谷で開催中。
1951年、ヘルシンキでアルミ・ラティアによって創業され、60年代には世界的なテキスタイルブランドへと成長したマリメッコ。フィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつも、大胆でカラフル、抽象的なデザインが人気を呼んだ。現在その製品は、柄が映えるシンプルなカッティングの服をはじめ、家庭用品やインテリアにまで展開されている。本展は、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料などを通して、マリメッコの60年にわたる歴史をたどり、個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介する国内初の試み。ファンは必見の充実な内容となっている。
マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル
会期/2016年12月17日(土)〜2017年2月12日(日)
会場/Bunkamura ザ・ミュージアム
住所/東京都渋谷区道玄坂2-24-1
時間/10:00~19:00(金・土曜〜21:00)
休館日/1月1日(日・祝)
TEL/03-5777-8600
URL/marimekko-exhibition.jp
Text:Ai Kiyabu