写真家ロバート・フランクからのメッセージ。展覧会は24日まで!
芸術の秋!ということで、最近は時間を見つけてアートに触れるようにしています。
(一気に冬のムードになってしまいましたが)
11月は最終日の瀬戸内国際芸術祭2016に行ったり、27日(日)まで開催している、今年からスタートした岡山芸術交流(深沢さんのレポート、とっても参考になるのでこちらも是非!)に行ったり…。週末は、東京藝術大学大学美術館 陳列館にて行われている
「Robert Frank : Books and Films, 1947-2016 in Tokyo」に行ってきました。
今週24日(木)までなので、興味のある方は是非! オススメの展覧会です!!!
混雑必須かと思いますので、、、余裕をもって行かれることをおすすめします。
写真と映画の歴史に最も影響を与えた人物のひとりに上げられているロバート・フランク。オリジナルプリントは繊細な扱いが求められるし、ギャラリーや美術館、投資家たちは展示することの厳しい条件を課し、貸し出しには法外な保険料が求められたりする、、、。若い人たちが目にする機会が難しくなっている、この現状に目を向けたアートブック界の巨匠ゲルハルト・シュタイデルとロバート・フランクは、東京で行われている展覧会を含む、世界50都市にて今回の展覧会の開催をすることになったそう。開催場所は、主に大学や学校などの教育機関を会場として巡回しています。
新聞紙や紙に印刷された写真や文字からはメッセージ性が強く感じられます。コンタクトプリントもあったり、写真集が自由に観覧できるスペースがあったり、自由に写真を撮ったり、、、とてもいい空間でした。24日の最終日には、何とこれらの作品が破棄される、というのも見物。
残念ながら、今回のカタログは完売でしたが、、、記憶しておこうと思った展覧会でした。 数年開いていない写真集、この機会に見ようと思います。(ちなみに、私が持っているのはlooking inです。初版のThe Americans、欲しいな〜)