東野圭吾のベストセラー
『疾風ロンド』阿部寛主演で映画化
発売からわずか10日間で100万部超えを記録した、東野圭吾の小説『疾風ロンド』が映画化された。医科学研究所員が雪山に隠された危険な生物兵器を、運動神経ゼロの栗林(阿部寛)が七転八倒しながら捜索する、雪上ノンストップサスペンスだ。
大勢の人間の命を一瞬にして奪うことができる危険な生物兵器「K-55」が医科学研究所より盗まれた。それに気付いた主任研究員・栗林が所長室に駆け込むと「三億円を用意しろ」という脅迫メールが届いていた。
犯人は研究所を解雇された元研究員・葛原(戸次重幸)。しかしその葛原はすでに事故死していた。「K-55」を秘密裏に回収し、4日以内に処理しなくてはならない。しかし、手掛かりは、それが埋められた場所を示すテディベアの写真のみ。栗林は葛原のわずかな遺品から、息子の秀人(濱田龍臣)とともに国内最大級の広さを誇る野沢温泉スキー場にたどり着く。広大なゲレンデを、へっぴり腰で捜索する栗林。いつしか、スキー場パトロール隊員・根津(大倉忠義)と、スノーボードクロスの選手・千晶(大島優子)をも巻き込んだ大捜索が始まった…。
監督は『サラリーマンNEO』(NHK)や『あまちゃん』(NHK)を手がけた吉田照幸。ゲレンデを滑降するかのように、物語は二転三転し、予想もしない結末へと向かう本作。ウィンタースポーツの爽快なスピード感と、吉田監督ならではの独特のユーモアが交錯する。2016年11月26日より全国ロードショー。
スノーボードクロスの選手・千晶演じる
大島優子のインタビューはこちら
『疾風ロンド』
監督/吉田照幸
脚本/ハセベバクシンオー吉田照幸
出演/阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明ほか
原作/東野圭吾「疾風ロンド」
公開/2016年11月26日(土)より全国ロードショー
URL/www.shippu-rondo-movie.jp