この春よりグランドメニューを一新したヒルトン東京のダイニングフロア「TSUNOHAZU」内の中国料理「王朝」では、中国のさまざまな王朝にスポットを当て、各時代を象徴する人物や物語からインスピレーションを得たコースを展開。3月15日(火)より5月10日(火)までの期間は、唐王朝6代皇帝の玄宗の寵愛を受け「傾国の美女」として知られる楊貴妃をフィーチャー。楊貴妃が好んだ食材や玄宗とのエピソードから展開するコースが楽しめる。
前菜は美肌効果も期待できる食材を贅沢に使った「妃前菜の盛り合わせ」。クルミと牛肉の煮こごりや、白きくらげ、ライチ、クコの実のゼリー、紹興酒で低温調理した帆立や鮑などを、季節野菜と共に一皿に。続いては、鮮やかなオレンジとレッドが目を引く「手長海老・帆立貝・ズワイ蟹入りパパイヤと白きくらげのスープ」。パパイヤベースのスープに楊貴妃が愛した美容食材、白きくらげを浮かべ、中央のフルーツトマトの器に手長海老、帆立貝、ズワイ蟹をIN。天然コラーゲンをたっぷり含んだ手羽先や黒鮑、筍を煮込んでから紙で包焼きした「鮑と手羽先のコラーゲン煮 紙包仕立て」は、玄宗が人民の嫉妬をおそれて美しい楊貴妃を人々の目から隠そうとしている様を表現しているのだそう。シルクロードを通じて様々なスパイスが普及した唐時代。メインディッシュの「和牛サーロインのソテー トリュフ塩と2 種の胡椒」はあっさりとソテーした和牛に、ピンクペッパーとブラックペッパー、更にトリュフ塩を添え、2色のオニオンやモロッコインゲンなどを彩りよく配した。
そのほか、玄宗が楊貴妃のために温泉の湧き出る土地に専用の風呂を作らせた、というエピソードに基づかれた「赤ハタのジャスミン茶強火蒸し」、ダイエットや美肌効果が期待できる黒米を用いた「黒米入りダック炒飯 パールパウダー添え」も。そしてデザートは、愛する楊貴妃のため、何千キロも離れた土地までも探し求めたと言われるライチを用いた「桂花陳酒とクランベリーのゼリー ライチーシャーベット、アキョウ添え」。添えられたバラの花びらがロマンティクな雰囲気を醸し出す。美しさのあまり歴史を変えたとも言われる楊貴妃のストーリーを楽しみつつ、贅沢なコースに舌鼓を打っては?
唐王朝『楊貴妃』
期間/2016年3月15日(火)~5月10日(火)
時間/11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~22:00(L.O.21:30)
価格/1名¥15,000(税・サービス料別)
場所/中国料理「王朝」(ヒルトン東京2階 TSUNOHAZU)
住所/東京都新宿区西新宿6-6-2
予約・お問い合わせ/ヒルトン東京 TSUNOHAZU
Tel/03-3344-5111
URL/http://tsunohazu-hilton.jp/dynasty/